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薄板へのタップ加工について
2023/10/18 13:29
- M12-1.75のタップは薄板への留めに適しているか
- 細目のM12-1.5を使用すれば問題ないか
- 薄板に後からねじを取り付ける方法はあるか
薄板へのタップ加工について
2011/09/15 12:48
t3.2+t1.6の板にM12-1.75のタップは問題ないでしょうか?
t3.2+t1.6のボンデ鋼板にM12のボルト留めをしたいと考えています。
板へのタップ加工で留めたいのですが、
M12ボルトのピッチがp=1.75なので
最低ネジ山3山はほしいという通説からすると、
t4.8 / 1.75 = 2.74 山
で足りなくなります。
p=1.75がダメなら細目のp=1.5を使用すれば良いのではと考えているのですが、ねじ切れるのではないかと、自信が持てません。
計算上でネジ山のせん断荷重だけを考えると問題なさそうな気もするのですが
経験上または理論上、問題があるかを教えてください。
また、タップを切る以外に薄板に後からねじを取り付ける方法はありますか?
箱形状のため内側にナット溶接ができません。
また、ポップナットの使用も考えたのですが、
M12の工具を持っていないため、今回だけのために工具を買うわけにもいきません。
薄板に後付けでナットをつける、何か良い方法がありましたら教えてください。
回答 (7件中 6~7件目)
どのような状況?
後加工でバーリングも溶接も出来ない状況ですか?
例えば、切り板にナットを固定(スポット、プロジェクションナット等々)し
その板の四隅に穴を開けブラインドリベット等で箱に固定するような方法では
だめでしょうか。
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通常の鋼ねじの場合、おねじ強度に協調するにはナット(めねじ)厚さは
ピッチ×(5~8)倍くらいです。
板金製品の場合、締付トルクは一般的な機械部品にくらべ、小さくても
問題がないのでピッチ×(3)倍位で良いと言われます。ねじの加工を考えれ
ば、誤差を考慮し2山は確保したいものです。通常はバーリング加工して
3ピッチ程度を確保します。
お礼
2011/09/16 05:58
なるほど。
通説で3山と聞いていましたが、このような理由があったんですね。
ありがとうございます。
お礼
2011/09/16 06:01
もともと裏に厚板を補強として入れてタップ加工する予定だったのですが、
作る際に入れ忘れていたのが発覚しました。
できるだけ、手間のかからない方法でと思っていましたが、
最悪はこの方法で行きたいと思います。