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2011/07/13 14:30
DC24V機器(メーカー品)の電源ラインに取り付いているタンタルコンデンサが破損しました。
メーカーサイドの調査で、原因は過電圧との事なのですが、過電圧がかかる要因が判りません。
回路はAC200V→直流電源(PBA150F-24-N)コーセル→DC24V→
DCノイズフィルター(MBS4830)TDKラムダ→DC24V機器(故障機器)
又DCノイズフィルターからリレー接点を通って(+-遮断)負荷機器
電流約3A位(コイル負荷、その他)、上記リレーはON/OFFの繰り返し有り(頻繁では無い)
タンタルコンデンサーの耐圧は35V
判りづらい書き方ですが、上記の回路で高電圧が発生したり+-が入れ替わる事が有るのでしょうか
破損写真を追加します。
URL:http://photos.yahoo.co.jp/ph/kimizukaxa16/lst?.dir=/beb3&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/
毎度JOです。
>>電流約3A位(コイル負荷、その他)
と有りますが、これらは故障機器と並列に接続されリレーにて電源と切り離されるのですか?
ならば原因はコイル負荷と思われます
コイル負荷をリレーにて電源から切り離す際、逆電圧が発生します(コイルがマイナス電圧に引きこむ方向で電流が流れる)
これにより故障した機器には逆電圧が掛ります、故障した機器の電源回路のコンデンサが十分な容量が有れば大きな逆電圧は抑える事が出来ますが
コンデンサ容量が小さい場合、コイルの発生する電流により大きな逆電流が掛ります
この逆電圧は、コイルのインダクタンスとコイルに流れる電流及び、故障した機器の電源部に有るコンデンサの容量で決まります
但しコンデンサが有極のタンタルや電解コンデンサの場合、逆電圧では静電容量が小さくなる可能性もありますし、逆電圧ではメーカーが性能保証出来ないでしょう
対策として
故障した機器に逆電圧が掛らない様に、コイル負荷の直近でダイオードをコイル負荷と並列に
+アノード -カソードで接続する事で逆電圧はダイオードのVF電圧で抑えられます
以上対策は「仮定」の場合で対策した物で、実際の故障した機器の電源をオシロで観測し
リレーにて電源遮断の挙動を調べる必要が有ります
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タンタル固体電解コンデンサご使用上の注意事項
http://www.ncc-matsuo.co.jp/pdf/tantal.pdf
凄い注意事項を書いてます。とくに
5.低インピーダンス回路での使用について
コンデンサの定格電圧の1/2以下(1/3推奨)になるような定格を選定ください
24V:35Vなら、メーカーは免責と主張すること確実。
3.許容逆電圧
定格電圧の10% 又は0.5Vのいずれか大きい値
超えること少ないのでは?
2011/07/13 15:22
アドバイス有り難うございます、機器メーカーに確認してみます。
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お礼
2011/07/13 16:08
有り難うございます、何となくコイルは臭いと思っていたのですが、調べる機会が有れば(お客さんが良いと言えば)調べて見ます。