このQ&Aは役に立ちましたか?
マシンバイスで加工したSS材にクーラントの焼け跡が残る問題の解決方法を教えてください
2023/10/18 15:25
- マシニングでマシンバイスを使用してSS材を加工した後、クーラントの焼け跡が残る問題について解決方法を知りたいです。
- 紙ヤスリでの処理や面の切削は効果がありませんでした。現状をメーカーに報告し、解決策を提案していますが、マシンバイスの口金のクーラント焼け跡を必ず消す方法を知りたいです。
- 使用している切削液は水溶性の日本クエーカーケミカル社製のミクロカットで、加工時間は20分です。
水溶性クーランとで材料が焼ける
2011/06/21 13:53
マシニングでマシンバイスを使用しSS材を加工
加工後 マシンバスからSS材を取り出し SS材を見ると
マシンバイスの口金の跡がクッキリ残っている。
当初は クランプを強く締付けた為だと思っていましたが
どうも クーランが当っている部分と当っていない部分(マシンバイスの口金)のラインがクッキリと残っています。クーラントの焼け跡だと思います。
このラインを除去したいのですが何かしらの方法はありますか?
弊社でも 紙ヤスリ(#400・#600・#800・#1000)の順番で実施しましたが ラインは取れません。
取敢えずメーカーに現状の報告をして また提案として面を切削して構わないか確認を取りましたが面は切削しては 駄目。紙ヤスリだったらもんだいないが 遣り過ぎも駄目。但しラインは必ず消す事という返答でした。
どなたでも構いませんので 何かしらの方法や手段を知っている方いませんか?お願い致します。
そのときに使用する切削液は水溶性は
日本クエーカーケミカル?社製 商品名ミクロカット
加工時間は20分です。
回答 (7件中 1~5件目)
マシニングセンタでss材の加工を行う場合、もし切削工具が
コーティングを施した超硬合金であれば、クーラントを使用
しなくても大概大丈夫です。
切りくず処理は、エアブローを用います。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
原因追求の一助になればと回答します。
第一にラインが腐食によるものか?
回答 1)さんの
> <ラインがクッキリ> を拡大鏡で観察することです。
切削液のPHも測定しましょう。
(道具が無ければメーカーに依頼)
切削液が酸性になる原因
http://www.zenkoyu.or.jp/whats-11.html
http://www.epcc.pref.osaka.jp/center/etech/etc04/2004-2/tech4.pdf
菌が発生していれば臭いもあると思われる
あまり体によくはない。
腐食と切削液の関係
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=243331&event=QE0004
余談
回答 4)の
>バイスでつかんでいないところが茶色くなったことがあります
専門家ではありませんか
油も酸化するが これは油の成分(主に硫黄分や塩素)が原因と考えます。
以前に機械の金属部がすべて茶色くなった機械を知っているが
油メーカーの回答は硫黄分で変色・・と記憶しています。
※ナイロンたわしで磨くと取れましたが。
お礼
2011/06/28 08:48
連絡が遅くなり申し訳有りません。
切削液のPHも一週間に一度検査していたのですが 問題なかったとの報告がありましたが キツイ臭いがしていました。
今までは 定期的にクーラントを交換していたのですが 今回は機械内部も洗浄した結果 悪臭も無くなり 加工に影響が出ませんでした。
既に加工した製品に関してのラインは 色々試しましたが消えませんでした。
現状をメーカーに説明し再度 研磨加工や切削加工で除去の打診をしましたが駄目との連絡でした。
詳細な情報有難う御座いました。
大昔の現場研修体験ですが、そんな事は発生しなかった。
ライン消しも重要ですが、ラインを発生させない対策(切削油メーカーの交換)も重要です。
お礼
2011/06/22 08:28
そうですね 他社の切削液と言う考えもありますね。
加工完の10枚がラインが付いていたので 早急にマシニングのクーラントを全て抜き
新しく入れ替えて 3枚ほど加工しましたがラインは付きませんでした。
今後にも同様になる可能性があるので本当にクーラントが酸化した為に起こったのか
再度 原因を追究します。
ご連絡有難う御座いました。
ステンレスのワイヤー放電焼けをバッテリー充電器を使って電解研磨したことがあります。クリップのマイナスを研磨したいものにつないで、プラスにステンレスのへらをつなぎます。へらにスコッチブライトをまいて電極がショートしないようにします。電気の通るもの(私がやったときは焼け取り剤。バッテリー液でもいけそう)をスコッチブライトに浸して電気を入れてなでる。ショートに気をつけてください。焼け取りの機械に比べて出力が小さいので少しづつしか取れませんでしたが、あるものばかりなのでとっても安上がりでした。
うちは切削油は油性ですが、バイスでつかんでいないところが茶色くなったことがあります。薄い赤錆のようなかんじでした。SSの加工はあまり無かったのでそんなものかと思って納品しました。
お礼
2011/06/22 08:13
電解研磨とは 考え付きませんでした。
参考にしたいと思います。
ご連絡有難う御座いました。
ある程度重切削をしているならフレッティングコロージョンという可能性も。
対策は、油分を取ってしっかり掴む?
フレッティング痕だとすれば腐食?摩耗? 何れにせよ結構根が深いと思われ。
ペーパーが許されるなら一層の事平研でナメるとか。
お礼
2011/06/21 17:48
フレッティングコロージョンと言う言葉を始めて知りました。
勉強になります。
弊社の希望で平面研磨を行いたいと話しているのですがメーカーが納得してくれません。困りました。
ご連絡有難う御座いました。
補足
2011/06/28 08:23
刃物は超硬のコーティングを使用しており
水溶性クーラントとエアーブロー共に試し加工をしていました。
ご連絡有難う御座います。