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HRC硬度について
2011/05/11 16:32
金属硬度を表すのに、HRCが有りますが
例えば、HRC57とHRC58の硬さの違いは何でしょうか
削れば違いが分かるでは無く
分かりやすい表現方法は無いでしょうか
有る資料に
頂角120度のダイヤモンドコーンを使い、まず10kgfの試験荷重でセットし(表面の粗さによるばらつきを緩和するため)、次いで150kgfの試験荷重で押し付け、再び試験荷重に戻したときのくぼみの深さの差。ダイヤルの1目盛=0.002mm相当。たとえばHRC=60の場合0.002×60=0.12mm反発したことになる。
と有りましたが、もう少し分かりやすい表現方法を教えて下さい
回答 (2件中 1~2件目)
>もう少し分かりやすい表現方法
記述なさったことは、HRC硬度の定義ですから、他の表現に置き換える
ことは無理でしょう。硬度の定義は、様々な事情を考慮して、再現性良く
硬度を定量化することを意図したものですから、別の表現をすれば相関が
悪くなることは避けられないでしょう。
回答(1)さんの内容と重複しますが、
一般の鋼材の場合、硬度と引張り強さとは明確な相関があり、HRC57とHRC58
の引張り強さの差は、**MPa(kgf/mm2)である・・・のような説明は可能と
思います。
とは言っても。、個々の場合によってばらつきはありますので、引張り強さ
で硬度のすべてを表現することは不可能でしょう。
想定されている硬度の考え方によって変わりますが、耐摩耗性のような指標
の方が、相関をとりやすいこともあるでしょう。
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>HRC57とHRC58の硬さの違いは何?
>分かりやすい表現方法
ありません・・・
>反発
??? Wikiではこの言葉無いようで、キズ、変形の深さという表現。基本はコレ。にしたって、感覚で捉え得るよう数値スケールを拡大しても違いが判るようなもので無いことは判るはず。
http://www.asahigroup.net/hyozyun/h-seido.htm
精度/信頼性が良いロックウェルでも±0.35位、ショアに至っては±0.8位の測定バラツキがある。硬さ数値とはそんなもの。
熱処理屋さんに HRC57+1/0 と硬さ指定すると『どうしても必要でしょうか?・・・±1に緩めて頂けたら有難いのですが・・』
あとは <硬さと材料の引張強さはほぼ比例関係にある>という経験式。
http://iwata-fa.jp/html/technicaldata/tec_other_14.pdf
これも実感しにくいし、HRC55までが適用範囲。低炭素鋼ではそれ以下でも脆くなってきて低下傾向になる。むしろ脆さがボキッと折れることで体感し易いかもしれない。
加工でHRCの違い2が判ればプロ。研削加工なら音と火花の出具合。もっと柔らかい物の切削加工なら加工の反力が手に伝わる具合と、切粉の出具合。いずれも同じ加工を続けていて、アレ?この一個だけ何か変・・・NC機でカバーが音と感覚を遮るような環境では無理。
ナマ材 HRC10以下
焼入材:HRC25以上
ぐらいの比較なら、ベンチ、ニッパー、ノコなどを使って触ってみると、硬さ=キズの大きさ、引張強さ、伸び、の違いは誰にでも判るはず。
お礼
2011/05/12 09:14
早々の回答ありがとう御座います
硬度の表現方法は、なかなか難しいですね
硬さと材料の引張強さはほぼ比例関係にあると言う事
理解しました
お手数お掛けしました
お礼
2011/05/12 09:17
早々の回答ありがとう御座います
硬さと材料の引張強さはほぼ比例関係にある事理解しました
硬さ表現は難しいですね