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機械設計での購入品設計のメリットとデメリット
2023/10/18 20:22
- 購入品の設計をメーカに行わせるスタンスは一部で採用されていますが、これが設計として望ましいかは議論が分かれます。
- 個人的には、設計であれば購入品の構造・品質・性能等を理解した上で使用するのが望ましいと考えています。
- 使用状況により一部改良をしてもらうことで、事前にトラブルを防止することができます。
機械設計の意識?
2012/12/29 14:11
個人的感想なようなものですが
購入品の設計をメーカに行わせ,責任はメーカにさせる(保証させる)
スタンスで設計を行う方がいますが,これは設計としてあるべき姿でしょうか。
そのようなやり方がいいケースもあり全否定するつもりはありませんが
個人的には設計であれば購入品の構造・品質・性能等を理解した上で
使用するのが設計ではないかと考えている方です。
使用状況により一部改良をしたもので依頼し,
事前にトラブルを防止する位のイメージ。
実際,何も知らずに使うと不具合を起こしていることはよく見かけます。
例えば,素材から削って作るギヤやプーリの強度・品質を丸投げにし
トラブルと製造メーカを責めるイメージ。
回答 (11件中 6~10件目)
ユニット集合製品の製造責任はユニット単一の不具合か組み合わせの問題かなどの判断もあり、
なかなか難しいと思います。実際には責任範疇を予め決めておくべきですが、新規設計品などでは
予測不能の領域もあり、決められないのが実情だと思います。
設計者の意識として、製品の信頼性を向上する事は賛成ですが、部品の品質は専門メーカーが経験
豊富であり、メーカーの推奨項目に従うべきでしょう。
責任問題となると不具合原因を検証できるかなど、企業の規模や実力が問われるので、ケースバイ
ケースになるかもしれませんね。売買契約で保証範囲を限定しておく必要もあると思います。
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カウンセラーのいうことを聞いて
まあ、半生を総括する&3D普及するために
簡単に使おう2.5次元を書いてます
そのうち公開しようと思ってますが
意味不明だが公開するとわかる
>>購入品の設計をメーカに行わせ,責任はメーカにさせる(保証させる)
>>スタンスで設計を行う方がいますが,これは設計としてあるべき姿でしょうか
たとえば車をカスタマイズして(カーナビなど取り付けて)
不具合を出したとき
それの責任はどこにあるのでしょうか
たとえば車のカスタマイズをして
メーカー側がこのカスタマイズをすると不具合が出ます
という忠告を聞いて
不具合を出したとき
それの責任はどこにあるのでしょうか
それが答えです
もうひとつ
車 (約20万点の部品の集合体)
一部の部品が致命的な欠陥があった
この場合エンドユーザーは誰を訴えますか?
>個人的には設計であれば購入品の構造・品質・性能等を理解した上で
>使用するのが設計ではないかと考えている方です。
賛成です。ただ単に購入するだけでは資材・購買のお仕事になります
ので。
>素材から削って作るギヤやプーリの強度・品質を丸投げにし
カタログ在庫品でないものは、仕様をキチンとメーカに提示し、納入
仕様書を入手することが、設計の仕事と考えます。
回答(2)さんが書かれたようなケースに直面したら悩ましいですね。
このような場合、会社によっては品質保証部門が対応する場合も
ありますが、技術詳細になると、どーしても設計に負担がかかるの
は宿命か...。
「購入品」とは、基本的にメーカーが仕様を示している製品と思いますが、
メーカー側とユーザー側が、自分勝手に仕様を解釈することがトラブルの
原因ではありませんか?
品質保証の取り決めについて、習慣を含め、仕様についてメーカー側とユー
ザー側が十分に理解していれば、お問い合わせのような問題が発生する頻度
は減らせるように思います。
使用条件(設計条件)と仕様の関係を、顧客との関係を楯にベールに包み込
んでいるような場合に問題を起こしそうに思います。
小生もケースバイケースと考えます。
また、装置メーカーなので、両方の立場での対応もしているので、成り行きに任せていました。
購入品メーカーも、責任がない場合は、見解書を作成し、購入品メーカーの意思表示をしますから。
小生は、チラーを購入し使用したことがありました。
その部品の保証期間は2年で、組み込み装置の保証期間も2年でした。
そして、4年目に数台装置納入した中の1台のチラーから水漏れが発生し、クレームとなった。
装置の保証期間が過ぎているが、客先から部品の欠陥ではないかとの客先見解でです。
ですから、客先に見解書を提出しないといけなくなり、修理後にチラーをチラー製造メーカーに
送り、チラー製造メーカー見解書を作成させました。
その内容は、エロージョン&コロージョンが発生したとの内容であり、客先市水水質や設定流速
(流量)には問題がなく、漏れ箇所だけが流速が高まる不良接続箇所があったのではないか?との
客先指摘に反論がチラー製造メーカーにできなく、その内容が出荷検査項目にもなかったので、
水漏れ発生理由が確定してしまいました。
以上から、他の装置のチラーも同様の不具合を発生させる恐れがあるので、使用しているチラー
数だけ無償で予備部品を提供することになりました。
小生の会社は、無償で交換修理したことになり、客先は装置ダウンタイムとなり、また客先も
交換修理の段取りをしないといけない出費があり、誰もが損をする状況でした。
以上から、部品製造メーカーも、使用条件を取扱説明書に記載していたり、免責内容も記載して
いたり、保証期間を設定しています。
あまり気にしない方が良いと思います。
但し、中小や零細企業保護法にも記載されている、地位的立場を利用した無理難題に関しては、
部品メーカーを守って行動をしておりました。
<海外にも装置出荷をしていたので、特に中国系客先は装置イメージ確保のためにも、毅然とした
態度で対応をしていました。>
部品メーカーによっては、中国や韓国への部品使用は、故障原因が明確にならないので、原則的には
保証期間の対象外としている場合もあります。
装置メーカーも直取引ではなく、商社を介して行なう場合も多いです。
皆さん、防衛もしているので、あまり気にしない方が良いと思います。
装置メーカーである会社の担当者でも、部品メーカーに嫌われる部下が居て、いつまで経っても
装置担当者を任せられない、いくら指導しても、人事評価項目を見せて指導しても駄目な部下が
居て、最後は高年齢になったので配置転換要請をして、子会社に飛ばしました。
自浄作用が働くものです。
お礼
2013/01/08 10:00
>賛成です。ただ単に購入するだけでは資材・購買のお仕事になります
>ので。
分かりやすい言い方をするとそのような設計姿勢のことで,
そのようなスタイルが今の主流になりつつあるのか?との思いで
投稿した次第です。