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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ナイロン6成形品の寸法変化)

ナイロン6成形品の寸法変化

2023/09/06 16:49

このQ&Aのポイント
  • ナイロン6成形品の寸法変化について、アドバイスを頂いたものの原因が分からず再投稿しています。
  • 現在までの調査で分かったことを報告し、再度アドバイスをお願いしています。
  • パッキンの内・外径が0.7?大きくなり、厚さは0.1?減少しており、元の寸法に戻りません。
※ 以下は、質問の原文です

ナイロン6成形品の寸法変化

2012/12/14 12:02

本年11月20日に下記内容で投稿したものです。
多くの方よりアドバイスを頂き大変ありがとうございました。
実は未だ原因が分からず困っており再投稿させて頂きました。
現在までの調査で分かったことも合わせて報告させて頂きますので
今一度アドバイス願います。

【前回投稿内容】
『外径φ18mm×内径φ11mm×厚さ3mmのナイロン6の成形パッキンを
炭酸ガスボンベと弊社製品との締結部位のシール用として使っていますが
弊社製品の異常で製品が凍結したらパッキンの内径が約0.7mm大きくなってしまいました。ナイロン6の成形品に何が起こったのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃれば、ご教示願います。』

【発生状況】
パッキンの内・外径共に0.7?程度大きくなったままの状態になっている。
元の寸法に戻りません。
厚さは0.1?程度減少しています。

【確認内容】
?吸水の影響は60日間水にドブ漬け(寸法変化はサチレートしている)しても内・外径共に0.3?程度しか大きくなりませんでした。また水から出せば水分が放出するので元の寸法に戻っていきます。

?炭酸ガスの圧力を標準5Mpaから7Mpaにして締結部を凍結した所、パッキンの内・外径共に0.7?程度大きくなりましたが、締結部より外すと元の寸法に戻ってしまいました。

パッキンは締結されていますが内径方向に0.2?程度、外径方向に1?程度の隙間が相手部品との間であります。

以上

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2012/12/18 18:44
回答No.4

再出です。

前質問での“超臨界流体”(プラズマ)のアドバイスは、今回の質問内容から、温度が未達成
なので諦めていましたが、炭酸ガスを未使用時に当該パッキン付近が、太陽の直射日光で、
温度が上昇して一時的にプラズマ状態になっていたかもしれません。
その条件を、夏季に数十日繰り返して、パッキンが劣化したかもしれません。

それか、同様に夏季で温度がパッキンの温度が上昇して、パッキンの強度が低下し、樹脂クリープ
が更に進行して、パッキンが変形する。
常温付近でのパッキンの変形は、同じ温度である常温での形状記憶特性とはなりません。

テフロン系のPFAチューブを軟化点付近の150℃にて曲げ加工して、常温に戻し組み立てた後に、
140℃の液体を流しても、PFAチューブはストレートに戻りません。
樹脂の形状記憶特性は、塑性変形させた温度より高い温度にした場合に形状が元に戻るという
ものなので、この条件にて内径が0.5mmより大きく変形したり、形状が元に戻らなかったり
したとも推測できます。

以上の考えを、樹脂製造元のメーカーを交えて、ディスカッションして原因追求と対策を
講じていってください。

医療用では、緑色のボンベ色で、直射日光の当たる場所に保管は禁止でしょうから、
樹脂製造元のメーカーは既に把握しているかもしれませんね。

前質問も含めて、締め切っても良いかもしれませんね。

お礼

2012/12/19 11:02

後の先、アフターユー様
アドバイスありがとうございました。
早速材料メーカーにコンタクト開始しました。
本投稿は締め切らせて頂きます。

質問者

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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する

その他の回答 (4件中 1~4件目)

2012/12/15 20:05
回答No.3

前質問時にも一部に記載しておりますが、以下の内容が推測できます。

炭酸ガス圧力で変形した。
炭酸ガスの圧力を標準5MPa(N/mm^2)から7MPa(N/mm^2)にしてなので、内径φ11mm×厚さ3mmの
部分にその圧力が加わっています。
内圧を受ける厚肉円筒の応力・ひずみ・変形の計算ソフトで、引張弾性係数;4.9GPa、
ポアソン比;0.45、外半径;φ18mm/2、内半径;φ11mm/2、内圧力;7000KPaの条件で
計算処理すると、内径円周上に15.3MPaの引張応力が働きます。

この条件で、内径の円周方向の伸び量を求める計算は、
伸び量(λ)mm=引張強さ192MPa×円周長さφ11mm×π÷引張弾性係数4900MPa=1.35mm
となり、1.35mm÷π=0.43mm内径が弾性変形で大きくなることができます。

これが基本で、樹脂クリープ現象や低温域での強度アップ、形状記憶特性、等々が影響して、
そのようになっていると考えています。

本来は、低温で熱収縮し、特に内径は小さくなるが貴殿の予想でしょうが、内圧と形状記憶
特性がメインの要因で、そのような現象となっているのでしょう。

想像でのプロセスで書きますと、
? 内圧でパッキンの内径が約0.2mm余り大きくなる
  <計算ソフトでも確認できます、外径も同様に変形>
? 炭酸ガスによりパッキンが冷え、その後樹脂クリープにて徐々に内径が大きくなる
  <外径も同様に変形>
? 冷却時の樹脂クリープは、一般的に塑性変形となります
  冷却すると、ナイロン6の強度がアップするので、内径が0.5mm拡大程度で止まる
? 分解して測定すると、?の実測値が出る
? 常温に戻ると、形状記憶特性が働き、低温時に塑性変形したひずみ量まで、元に戻る
  因って、元の寸法になった
以上です。

テフロン系のPFAチューブは、ストレートチューブを100℃で曲げ加工して、常温で組立、
140℃の液体を流すと、またストレートチューブに戻ると云う、形状記憶特性が働きます。
ナイロン6は、実際に形状記憶特性を確認はしておりませんが、樹脂には形状記憶特性が
あると文献で確認したことがあるので、想像で書きました。
“ナイロン6 形状記憶”にて検索しますと、多少の文献や特許が確認できます。

お礼

2012/12/17 16:17

後の先、アフターユー様
詳細にわたり解説して頂きありがとうございました。
当方が評価した現象は貴方の解説で理解できました。
但し市場では内・外径共に大きくなったままで元に戻っていないため
原因が分からなくて困っているのが現状です。

質問者
2012/12/15 16:29
回答No.2

少なからず経験することですが、プラスチック成形品を金属ボルトナットで許容応力を越えて過剰に締結すると、座面がへたる、凹みます。これを塑性変形といいます。
パッキン外径が18mmから18.7mmに、圧縮つぶされて18.7/18=1.04、4%大きくなった。パッキンの体積は不変とすると、√1.04=1.02、厚みが2%、3mm/1.02=2.94mm、0.06mm 圧縮されたのではないでしょうか?

申し訳ない。厚み減少分は外径増加分の平方根ではなく2乗ですから、18.7/18の2乗で1.08、8%減少のはず。
しかし、厚さ3mmの0.1mm、3%しか減少していない。
さて5%の食い違いは?吸水による体積増加?凍結による密度低下?

お礼

2012/12/17 15:52

bountarou様
アドバイスありがとうございました。
本件も過去評価した経緯がありましたが記載するのを漏らしていました。
確かに外径は0.4mm程度大きくなるのですが内径方向に隙間があるので内径は0.1mm程度小さくなってしまいました。

質問者
2012/12/14 19:28
回答No.1

原因、発生メカニズムを突き止める目的は何でしょう?

樹脂メーカなら改良目標として研究継続は当然でしょうが、使う側ならナイロン6成形品では避けられぬ現象として切り上げ、別候補を探す転身をすべきと思います。
使う側では(私なら)知識も乏しいし、分析機器などが揃ってるはずもなく自ずと限界があります。

>本パッキンは10年以上・50万台の実績がありますので年に1件程度の発生頻度

その規模と重大性なら、樹脂メーカのお尻とアタマ叩いて徹底解析すべきです。熱意が感じられなければ河岸を変える。

前問の回答(4)。点数欲しさの当てずっぽうは日常茶飯事。

  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=275939&event=QE0004
こんな恥ずかしい行為までやらかすが、

?超臨界流体?は意外や当たっているかもしれませんよ。

温度と圧力が上がっての現象で、希な不具合には宜成るかな。
再現実験はすぐ可能でしょう。
一般に使用条件を想定外にまで振って確認することは珍しくありません。

>前質問も含めて、締め切っても良いかもしれませんね

評価してあげたら、お恵みに与れるかもと思った点数古事記さん。

技術ってそうそうまぐれが当たるわけで無し、ハズレ馬券を撒き散らすから大迷惑。遥かに遥かに害の方が多い!

  ↑回答(165)  補足 最近の所業まとめ

お礼

2012/12/17 15:21

岩魚内様
アドバイスありがとうございました。
候補を探すにしても発生原因を掴んでからでないと二次災害が発生する可能性があるからです。
また、本パッキンは10年以上・50万台の実績がありますので年に1件程度の発生頻度ですから、特殊な原因が折り重なって発生していると考えているからです。

岩魚内様
アドバイスありがとうございました。
発生頻度から考えて?超臨界流体?は当たっているかもしれませんね。
確認してみます。

質問者

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