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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ハイスの酸化温度)

ハイスの酸化温度について

2023/10/18 22:39

このQ&Aのポイント
  • ハイスの一般的な焼き戻し温度は550℃~600℃です。
  • 切削加工分野では一般的に600℃後半まで加工可能と聞きます。
  • なぜ焼き戻し温度を超えても硬度が落ちないのか、切りくずの熱逃げや被作物の熱伝導性の関係が関与しているのではないかと考えられます。
※ 以下は、質問の原文です

ハイスの酸化温度

2012/08/19 15:34

ハイスの一般的な焼き戻し温度は550℃~600℃ですよね。

切削加工分野では一般的に600℃後半まで加工可能と聞きます。すなわち硬度が低下しはじめる温度。

焼き戻し温度を超えても硬度が落ちない?のは何故でしょうか。

切りくずに熱が逃げるとか、被作物の熱伝導性の関係とかなのでしょうか。

教えてください。

ご回答ありがとうございました。

大変参考になりました。

『600℃後半まで加工可能』は下記に書いてありました。

http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1311506.html

回答 (8件中 6~8件目)

2012/08/19 21:50
回答No.3

直接の回答ではなくて申し訳ありません。

>切削加工分野では一般的に600℃後半まで加工可能

素人の私がネットで当たってみたところ、高速度鋼の誕生のころ、博覧会の
デモンストレーションで、刃先が赤みを帯びる温度まで上がって切削してい
る例を見つけました。赤みが分かるということは、600℃以上の温度に到達
していたことと思います。

ところで、お問い合わせのなかで記載なさった、一般的に600℃後半まで加工
可能というのは、1900年の博覧会よりもずっと最近の事例のように感じます。
ご面倒を掛けて恐縮ですが、後学のため、600℃後半まで加工可能と記載され
ている情報をご教示頂ければ有難く存じます。

情報源が明確になれば、専門家の回答者さんからも、明快な回答が得られそう
に思います。

ご質問者さんは、
「焼戻し温度を超える領域では、硬度が低下するので、切削工具として十分
 な特性を発揮できなくなる。」とお考えのことと思います。

まさに、そのとおりと思います。

http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1311506.htmlの回答者さんに、各種の高速
度鋼の 焼戻温度vs.硬度特性 を示して、600℃後半まで加工可能と回答した
考え方を尋ねたいですね。

焼戻温度のような定常的な温度の測定は、大きな技術的な問題は無いように
思いますが、切削加工中の刃先温度は、極めて小さな領域で且つ時間的にも
変化することもありますから、(1)さんご指摘のとおり、そう簡単には測定
できません。

また、加工可能という言葉が、実用的に十分な加工が可能という意味を表し
ているか、短時間であれば何とか加工が可能という意味を表すかでも答え
が異なるでしょう。

「切削加工中の刃先温度をどのように評価するか」「加工可能ということを
どのように評価するか」で、±100℃くらいは答えが異なっても不思議では
なさそうに思います。

信頼できる定量的なデータに基づいてご判断になることが適切と思います。

お礼

2012/08/19 23:16

ご回答ありがとうございました

『600℃後半まで加工可能』は下記に書いてありました。

http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1311506.html

質問者

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質問する
2012/08/19 17:58
回答No.2

・被削材の高温強度がハイスよりも低ければOKです
 (例えばアルミ合金)

・焼き戻し温度を超えても硬度が落ちない?
 エンドミル 切削時間よりも非切削空転時間の方が長いので
       刃先が冷却される
 ドリル   ステップ加工の場合、非切削時間において刃先が
       冷却される,また切削液による冷却も重要

・切りくずに熱が逃げるとか、被作物の熱伝導性の関係も影響?
 その通りで、炭素鋼などは、切削熱が切りくずやワークに逃げ
 ます。一方で熱伝導率が極めて低いチタン合金は、刃先一点に
 熱が籠ります(故に切削速度を上げることが難しい)。

ハイスの耐熱性をUPするためには、コーティングを施すことが有効
で、たくさん市販されています。

2012/08/19 16:35
回答No.1

ハイスが何なのかによりますが、
  大同アミスター SKH51 焼入焼戻し曲線
  http://www.amistar.co.jp/on-line/quality/p264-skh51.html

>焼き戻し温度は550℃~600℃
だけど600℃超えたらガタ落ち。

  日立金属の粉末ハイス
  http://www.hitachi-metals-ts.co.jp/product/pdf/tool_sd.pdf
  HAP72の焼入れ、焼戻し硬さ曲線
高温硬さが最強とされる HAP72 でも600℃手前からガタ落ちしており、やはり<600℃後半>は限界を超えている。

  http://www.hitachi-metals-ts.co.jp/zatsugaku/steel_chara.html
  高温強さ
  600℃以下の温度では、材質の差よりも初期硬さの差の影響が大きい傾向があります。
  700℃では初期硬さの影響は殆どなくなり、W・Moなど高温強さに寄与する元素を多く含む
  型材の強度が高くなります。

この書き方からはマル秘のハイスは無さそう。タングステンを更に高率で配合すれば700℃近くいく期待はあっても加工性が極端に悪くなる。それなら超硬の方がマシとなると思います。

>切削加工分野では一般的に600℃後半まで加工可能と聞きます

どういう測りかたをしての結論なのかが問題でしょう。
測定方法は熱電対およびサーモグラフがあるが、僅かな測り方の違いでも差が出るはずで、学会発表などでもツッコミが入りそうな事項。

  住友電工・切削環境評価技術とその応用
  http://www.sei.co.jp/tr/pdf/industrial/sei10552.pdf

  http://www.monozukuri.org/mono/db-dmrc/cutting/basic/cutting_temperature/temperature.htm

  コベルコ・切削シミュレーション技術
  http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/61_1/084-088.pdf

  東理科大・切削加工
  http://www.rs.noda.tus.ac.jp/mhayase/member/hayase/kousaku/8_cutting1.pdf

最高温度は刃先より僅か後になることは共通するが、
切粉の最高温度と刃先最高温度のいずれが高いかは一概に言えないとするのが妥当なようで、

>切りくずに熱が逃げるとか、被作物の熱伝導性の関係とかなのでしょうか?

やはり測りかたを問うべきかと。

600℃後半
質問サイトはアテになりません・・・当サイトも・・・(笑)

上記 <最高温度は刃先より僅か後になる> を解釈すれば何か説明が付きそうながら、超硬とハイスの材質差と目的に合わせた形の違いとが絡みあっていると思います。

  http://www.monozukuri.org/mono/db-dmrc/cutting/basic/tool_life/life.htm

  >ハイスは550度~600度Cの高温戻しを行います

しかし調べた限りハイスの全てで600℃を超えた焼戻をすると硬さが急落する。なのに

  >600℃後半まで加工可能

と何故言えるのか?
ヤッパリ当サイトはイミフなアテにならない回答が出るね・・・(笑)

お礼をおくりました

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