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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:切削油の硫黄についての質問)

切削油の硫黄についての質問

2023/10/13 19:40

このQ&Aのポイント
  • 塩素フリー化を検討している切削油の効果について
  • 硫黄系の添加剤と塩素系の添加剤の働き温度について
  • 硫黄系添加剤の活性タイプと不活性タイプの違いについて
※ 以下は、質問の原文です

切削油の硫黄についての質問

2004/07/27 20:20

当社では重切削ということもあり、塩素系の添加剤が含まれた切削油を使用しています。しかし世の中では塩素フリー化が進んでいることもあり、当社でも塩素フリー化を検討しています。
塩素フリーにして加工性能が落ちると困りますので慎重になっています。
塩素系にかわるものとして硫黄系の添加剤を耳にしますが、効果はあるのでしょうか?
塩素系の添加剤は加工温度150200℃くらいで働きはじめると聞いたことがありますが、硫黄系の添加剤は何度くらいから働くのでしょうか?
また、硫黄の中にも、活性タイプ、不活性タイプがあるそうですが、働く温度が違うのでしょうか?
ご存知の方、どんなことでも結構ですので教えてください。よろしくお願いします。

回答 (2件中 1~2件目)

2004/07/28 15:00
回答No.2

添加剤について、追記します。
塩素化合物としては、塩素化鉱油、塩素化パラフィン等が有ります。塩素化パラフィンにおいて、短鎖(C10-13)⇒発がん性、切削油には使用されていない。中鎖(C14-17)⇒ヨーロッパで環境への毒性について論議されている。切削油に使用されている。長鎖(18-25)⇒切削油に使用するにはコストが高すぎる。の情報も有ります。また、硫黄化合物としては、硫化鉱油、硫化脂肪油、ポリスルフィド等が有ります。硫黄鉱油 及び ポリスルフィドの硫黄分は反応が良く、構成刃先の防止に効果が有り、活性硫黄と呼ばれる物で、硫化脂肪油の硫黄分は不活性の硫黄です。燐化合物は特殊な用途(工具研削油剤等)以外あまり使用されていません。この様な基礎的な資料等をご希望されるのでしたら下記URL先(ブラザー・スイスルーブ・ジャパン社)か、ユカワ化工油にお問い合わせしましたら手配してくれると思いますが?私も実はと言いますと、。。http://www.yukawacut.jp

お礼

2004/07/30 10:30

ありがとうございました

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質問する
2004/07/28 07:09
回答No.1

極圧添加剤(切削油添加剤)には、一般に塩素・硫黄・燐等の化合物が有ります。実際の加工中では、工具逃げ面と加工物の摩擦は温度・圧力とも条件が緩和な為油性剤の効果が有りますが、切り屑の流れるすくい面の摩擦は高温・高圧にさらされ温度は500℃を越える場合が殆どで有る為極圧添加剤が必要と成ります。極圧添加剤は加工温度が上昇するに伴い化学的に分解して工具・切り屑と反応して塩素化合物は塩化鉄に、硫黄化合物は硫化鉄に成り固体潤滑膜を形成する。この固体潤滑膜が優れた潤滑効果を示し、構成刃先の生成を抑制し、仕上げ面の粗さを向上させて工具寿命を延長させます。これらの塩素・硫黄化合物は其々固体潤滑膜と成りますが、各々の融点の範囲で効果を示し、それ以上の効果は失われます。塩素化合物は150℃前後で反応し400℃位に成ると効果を失い、硫黄化合物は200℃前後で反応し900℃位に成ると効果は無くなると言われてます。従いまして刃先温度が低温の場合は塩素添加剤が良く、刃先温度が高くなるに従い硫黄添加剤が効果を発揮します。従いまして塩素に硫黄は全く代替するとは言いがたいと思います。特に活性硫黄は構成刃先の防止効果が良いと言われますが。基礎的な事はこれ位かな?

お礼をおくりました

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