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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:応力除去焼なまし 保持時間について)

応力除去焼なましの保持時間について

2023/10/18 22:40

このQ&Aのポイント
  • 応力除去焼なましを行う際には、図面指示に従い625±25℃で1時間保持することが一般的です。
  • 通常の熱処理メーカの場合、600℃で4時間保持する条件が一般的ですが、応力除去焼なましでは図面指示に従う必要があります。
  • JISの規定では、1時間保持が最小の保持時間とされています。4時間保持の場合、強度や耐力の低下を考慮する必要があります。
※ 以下は、質問の原文です

応力除去焼なまし 保持時間について

2012/08/17 08:45

主材を溶接構造用炭素鋼(=SM490A or SS400 板厚4.5~9t)を用いて製缶(重量=約10kg程度)し、機械加工前に応力除去焼なましを実施するにあたり、以下2点にて?市場性及び?健全性について教えて下さい。
図面指示=625±25℃ 1時間保持

?対象品は一般の熱処理メーカで実施予定としています。引合い先の熱処理メーカでは通常処理条件は600℃4時間保持との事であり、この条件は一般市中メーカでの通常条件なのでしょうか。
?JISにおいては、1時間保持は最小保持時間と規定されており、最大規定に関しては記載ありません。よって、4時間保持により強度、耐力等の低下を考慮すべきでしょうか。

回答 (6件中 6~6件目)

2012/08/17 12:25
回答No.1

少し暇でしたのでコメントさせて頂きます。
?>条件は600℃4時間保持との事であり、この条件は一般市中メーカでの通常条件なのでしょうか。
 
 応力除去と言えば600~650℃×4hが一般的な温度域なので、貴殿の言う所の
通常条件になりますね。(別の言い方をすればおかしな条件ではないです。)

?>時間保持により強度、耐力等の低下を考慮すべきでしょうか。

 基本600℃なら600℃の硬さが625℃なら625℃での硬さが鋼種によってだいたい決まっています。均熱時間は昇温時に炉内の場所により設定上昇温度直線より遅れて追随しますので、炉内の処理物が均熱温度(この場合は600℃ or 625℃になるのに必要な時間となります。よって処理物が少なくて1hでも十分に処理材が設定温度になるのならば1hでもいいし、処理物の量が多くなると当然、質量効果で設定温度に全ての処理材が達するまでに時間がかかります。
 私の経験から均熱1hは処理物が炉容積に対してものすごく少なく、かつべらべらの板材みたいなものならありうる条件ですが、多種、多形状品を同一炉で行う熱処理メーカー(一般的です。)なら均熱4hはすごく当たり前です。

 少し話が長くなってしまいましたが、4h保持で強度が下がるようでしたらもともとの熱処理が十分設定温度まで上がっていない証拠です。

 ちなみに加工硬化された材料でしたら550℃を境に軟化が発生します。そして冒頭にも話しましたが600℃処理での硬さが存在し、4Hでも10Hでも変化ないです。処理時間を長くすれば永久に軟化する材料があれば革命ものですね。

 的を得ない、とりとめのないコメントで申し訳ありませんでしたが、ご参考程度に聞き流して頂ければ幸いです。

お礼

2012/08/17 13:01

早速の御回答に深謝致します。
特に4H保持は一般的であると事、大変参考になりました。
ありがとうございます。

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