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アルミに使用するボルトの強度区分について
2023/10/19 01:33
- アルミに使用するボルトの強度区分について詳しく教えてください。
- 強度区分4のボルトと強度区分8、12のボルトの使用について質問です。
- 強度区分の違いによって掛かり代がどれくらい必要なのか知りたいです。
アルミに使用するボルトの強度区分について
2012/03/12 23:48
初歩的な質問ですがどなたかご存知でしたら教えてください。
ネジのきってあるアルミをボルトで締め付ける際に主に強度区分4のボルトを使用するかと思いますが、強度区分8や強度区分12のボルトを使用した際に
アルミにきってあるネジは大丈夫でしょうか?
また、上記の強度区分の時、どれほどの掛かり代が必要となるのでしょうか?
説明下手で申し訳ありませんが、ご存知でしたらお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
他の回答者さんと、重複した内容になると思います。
鉄製のボルトを使用して、軽金属同士を固定する場合は、
★ 軽金属へはボルト穴を明け、鉄製のボルト&ナットで固定する。
★ 同じ鉄製の固定物なら、ねじ径程度の長さのねじが掛かっていれば、一般的にねじ山の
強度は問題なく、ねじ山が切れて坊主になることはありません。
が、軽金属にねじを切る場合は、ねじ径の2倍や3倍以上のねじを切り、ねじ径の2倍
や3倍程度の長さのねじが掛かっていなければ、強度的に持たないので、そのように対処
することは一般的です。
ようなことを注意し、設計することは一般的です。
さて、貴殿の問い合わせに関しては、アルミのねじ強度がポイントになります。
アルミのねじ強度は、
◆ アルミの種類によって強度が異なるので、対象となるアルミの種類とその機械的性質
(引張強度と耐力)を確認する必要があります。
◆ アルミにねじを切る、ねじの長さを確認する必要があります。
標準的なボルトは、ボルトの長さは色々種類がありますが、ねじ長さは一定なので、
時には特殊な高張力ボルト又は全ねじタイプを探す必要があります。
◆ ねじ径を擬似的に大きくして、強度アップをする方法があります。
具体的には、鉄製のヘリサートを使用して、一廻り大きいねじをアルミに切って、
強度アップする方法です。
ヘリサートにも2D用等あるので、ねじ長さを長くする方法との併用ができます。
にて変化するので、使用方法によってはアップが可能です。
強度の確認方法は、URLを見てください。
また、ヘリサートやその周囲強度は、貴殿で用語検索して、確認下さい。
それと、ボルトの頭部側の座面の圧縮強度にも、注意を払う必要があります。
ミスミさん等で、標準より大きくて厚い座金を選択する必要があるかもしれません。
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>アルミをボルトで締め付ける際に主に強度区分4のボルトを使用
するとは限りません。偶々。
キャップボルトには強度区分4.8は無く10.9が多いが、スペースの点でよく使います。
アルミの方も、強度4.8相当の SS400 に匹敵するとされる YH75 や更に強いものもあるが、選び方次第。
YH75 を使うなら、ボルト強度に拘わらず、強度4.8の締付トルクが大雑把な目安となるでしょう。
>どれほどの代が必要となるか
タップ穴でも8割ナット(高さ/呼び径)の関係を準用し、底突きを避け+αする程度が多い。実際は入口3ピッチの掛かりで過半の負荷を受持っており、薄板では弱いのを覚悟してその程度にすることもある。
資料はネットに溢れてることだし・・・しかしトンデモな食わせ物がある
アルミにきってあるネジ・・・メネジだと思うが、そのねじ長さと材料強度に
よって最大の軸力と締付トルクというものが決まってくるものなのです
従って少なくとも、ねじ長さサイズと材料が明記されなければ何にも言えねぇ
更にSIMPLEに言えば、アルミ・メネジが壊れる直前まで締め付けられる
つまり最も弱いのは、一般にアルミ・メネジ部でありボルト側の心配は不要だ
戻って、まづどれ程の軸力が必要なのかが設計の始まりでなければなりません