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マシニングセンター用の倍力コレットとは?
2023/10/19 01:42
- マシニングセンター用の倍力コレットは、工作機械で使用される特殊なアタッチメントです。
- ユキワ精工製やOTT製のプルスタッドチャックと形状的には似ていますが、倍力コレットとは異なるものです。
- 倍力コレットは、工具とワークピースをしっかり固定するための高精度な装置です。
回答 (4件中 1~4件目)
カテゴリー
・設計 > 機械設計
・機械加工 > マシニングセンター
・機械加工 > 工具・ツーリング
と質問文面から、マシニングセンタのツールホルダをクランプする
機構に関する内容と推察いたします。
倍力コレットとは、例えばBTシャンクツールのプルスタッドボルト
を把持する爪を皿ばねの力で引っ張る部分に、くさび角の原理を用い
て、皿ばねの引き込み力を増力させる機構です。
低速トルクを重視したBT50マシニングセンタの主軸に用いられる
ことがありますし、HSKシャンクツールのクランプにも用いられて
います。
工作機械に精通されていらっしゃる回答(3)さんが挙げられている
>理研にはズバリの名称の記載がある
>http://www.rikenseiki.co.jp/chuck_02.htm
がまさに該当します。
その他では、アルプスツールさんも手掛けられていますし、質問者
さんが挙げられた、ユキワ精工さんやOTTさん(福田交易さん)も
同様でしょう。
クランプ爪は購入されると思いますので、上記メーカにお問い合わせ
して、設計しては如何でしょう。
★指摘
このサイトは、質問者と回答者のヤリトリを通じて、閲覧者も含めて
技術を共有する場です。
過去の質問を拝見しましたが、質問しっ放しですね。
お礼を強要するわけではありませんが、回答に対し何らかの返答を
するのがマナーです。守れなければ、利用する資格はありません。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
>是非、教えていただきたいです。よろしくお願いします。
文面だけでは何をお答えしてよいのか?
「倍力・プルスタッドチャック」
理研にはズバリの名称の記載がある
http://www.rikenseiki.co.jp/chuck_02.htm
マシニングでも造るのでしょうか?
>プルスタッドチャック
プルスタッドを引込むチャックなので、機械を分解しないと見えないものだし、単体でなくツーリング系全体に絡むと思います。
普通のミーリングチャックで、似た名前を付けてるのは
http://www.big-daishowa.co.jp/pdf/megachuck4-9.pdf
BIG メガダブルパワーチャック P.6
原理がよく判らない。
http://www.showatool.com/jp/pdf/p005.pdf
SHOWA ハードチャック
独自のスプリングコレット方式(プルスタッドチャック似?) + ボールネジ機構で把握力は従来の3~5倍を実現
判りやすい説明。その分高いのでしょうか?
>マシニングでも造るのでしょうか?
んんん、、、確かに
スピンドルやドローパと不可分なパーツと思え、販売はメーカ対象のような感じがします。
壊れての交換ならメーカサービス通すべきでは?
台湾メーカ 標準規格があるのか機械メーカ毎に違うのか不明
http://www.chumpower.com.tw/pdf/JAPAN/D/D_spindle%20clamping_Japan.pdf
一度、用語を整理してみてください。
チャックは、メカニカルチャックやマグネットチャック、真空チャック、等々があります。
その中のメカニカルチャックに、スクロールチャックやインデペンデントチャック、
ドリルチャック、コレットチャック、等々があります。
そして、コレットチャックは、
ワークの形状に合わせて穴を加工しその中心から放射状に切込みを入れた筒 (コレット) に
ワークを差し込み、外側からテーパやその他の方法で締め付けることにより固定する。
コレットは爪に比べワークに加わる圧力が小さいため、その分強力に固定できる。
ツーリングにエンドミル等をチャックする用途にも用いられ、その際にはあらかじめ
エンドミルシャンクに合わせたものが提供される。
と、説明されます。≪詳細は、URLを確認下さい≫
そして、倍力コレットとは、倍の力で締め付けられるコレットのチャッキングという意味になります。
物事の原理に、天秤や梃の原理、シーソー等がありますが、これは“動く距離”ד力”
の積は常に等しい原理です。(伝達効率を100%と考え、ロスがない状態とした場合です)
“動く距離その1”ד力その1”=“動く距離その2”ד力その2”の計算式となり、
動く距離が増加すると力は減少する反比例の法則です。
この法則がコレットにもあり、倍力コレットとは、
a)動作機構はそのままで、コレットチャックの開きと閉じ代が1/2になり、チャッキング力
が倍増するチャック
b)動作機構のストロークを2倍にして、コレットチャックの開きと閉じ代が同じで、
チャッキング力が倍増するチャック
となる想像か付き、使用上からb)となる公算が高くなります。
それか、チャック本体を大きくし、動作機構の力を倍増して、チャッキング力が倍増する
チャックにするかですが、あまり芸がない手法です。