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強度設計における衝撃荷重の考慮方法
2023/10/19 04:29
- 強度設計において、水平方向にかかる衝撃荷重の考慮が必要です。
- 吊荷を吊った状態の電動ホイストが水平方向に移動中に急停止した場合、架台の強度を確保するために、水平方向の荷重を適切に設定する必要があります。
- 衝撃力は運動量の差と力積の関係によって計算されますが、具体的なΔtの値がわからないため、適切な荷重の設定には慎重な判断が求められます。
衝撃荷重に対する強度設計について
2013/08/07 11:21
お世話になります。
吊荷を吊った状態の電動ホイストが水平方向に移動中に急停止した場合に、水平方向にかかる荷重に対して、そのホイストを取り付けている架台の強度が大丈夫か確認したいのですが、その荷重をいくつにするか悩んでいます。
衝撃力Fは、運動量の差と力積の関係で下記の式になると思いますが、Δtは実際いくつになるかわからないと思います。
F△t=m(V1-V2)
水平方向の衝撃力について、どう考えたらよいかご教示下さい。
回答 (7件中 6~7件目)
電動ホイストの場合であれば、ホイスト自体の質量と、ワイヤーロープで
吊り下げられた吊り荷の質量の影響に分けて考えることが要点と思います。
ホイスト自体は、急減速で直接的に架台に力を加えますが、吊り荷はホイス
ト自体と同様に停止せずに、振り子のように振動することと思います。
従って、架台の強度を確認する上では、ホイスト自体の質量と、吊り荷の
質量とによる影響をを分離して評価なさることが重要と思います。
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衝突衝撃については提示の力積の式で算出することになります。ここにΔt
が問題になりますが、この値は剛体の変形能により変わります。概算する場合
には機械構造がフレーム材として数ms~数10msを想定すれば良いと思います。
通常はF=maより可動部の質量と最大加速度で算出する場合が多いと思いま
す。強度面では?荷重に考慮する?許容応力に考慮する場合の二通りが考え
られます。限界設計する場合は実際の衝撃荷重を計測確認しておく必要が
あると思います。以下参考です。
http://home.catv.ne.jp/hh/toku/jdsgn/undou/undou.htm