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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:金型の再窒化の際の判断手法の件)

金型の再窒化の判断手法について

2023/10/19 04:44

このQ&Aのポイント
  • 金型材SKD61でアルミ溶湯ADC12のダイキャスティングを行い、型整備の際に再窒化処理を検討しています。
  • 再窒化のタイミングを見極める金型性状判断の切り口や、非接触で窒化層の状況を診断できる技術的手法について教えていただける方を探しています。
  • 文献での調査ではX線で残留応力を調べる手法があるようですが、設備がないため他の方法を知りたいです。
※ 以下は、質問の原文です

金型の再窒化の際の判断手法の件

2013/06/21 13:02

アルミ溶湯ADC12を表面を窒化した金型材SKD61でダイキャスティングし、ヒートチェックや焼き付き等で型整備する際、再窒化を考えています。ただ、どういうタイミングで再窒化処理をすればよいのかよくわかりません。文献も調べてみたのですが、X線で残留応力を調べる手法がありましたが、当方にはそのような設備がありません。どなたか、再窒化のタイミングを見極める金型性状判断のの切り口や、非接触などで窒化層の状況を診断できる技術的手法に詳しい方がみえましたら、教えていただけないでしょうか?

回答 (3件中 1~3件目)

2014/10/10 14:46
回答No.3

古い質問ですが、質問検索する方のためにも、専門家の立場から投稿します。
ダイカストではヒートチェックが避けられず、その対策と型寿命延長は重要なテーマです。
窒化は、以前は溶損対策でしたが、窒化条件の調整により、脆い化合物層の生成を抑制できるようになったことから、耐ヒートチェック対策にもなってきました。窒化により表面圧縮応力が発生しますが、型使用により表面の圧縮応力が次第に引張応力に変化し、引張応力が高くなるとヒートチェックが発生、ヒートチェックが激しくなると引張応力が緩和されます。
再窒化により常に圧縮応力にしていれば、ヒートチェックの発生が抑制されます。しかしヒートチェックが発生してから再窒化をすると、ヒートチェックの内部も窒化され、亀裂先端が脆化、その後の使用で亀裂が急激に進展します。そのため再窒化の時期の見極めは極めて重要です。
表面の圧縮応力が残っている、あるいはまだ引張応力としては低い時に、再窒化する必要があります。それには質問にあるように残留応力を測定して判断する必要があります。しかし測定には費用時間工数がかかります。
そこで応力変化とヒートチェックの発生成長の関係を調べておき、応力を測定しなくてもヒートチェックを観察することにより、再窒化の時期を決めることができる可能性があります。上記関係について、窒化なしの型ですが、参考文献(1)(2)があります。
結論を言うと、簡易顕微鏡あるいはルーペ観察により、目視では見えない程度のヒーートチェックが観察されたら、再窒化時と考えられます。その時期は型ごとに異なるので、窒化業者にはわかりません。
溶損対策としての窒化の場合は、化合物層が溶損を防止しているので、少しでも溶損が始まったら、焼付いたAlを除去した上で再窒化して下さい。

お礼

2014/10/12 04:01

ピンポイントのご回答ありがとうございます。詳細な文献助かります。ご回答を参考にbreakthroughにトライしてみたいと思います。

質問者

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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2013/07/03 23:15
回答No.2

再窒化をお問い合わせということは、ダイカスト金型に既に窒化処理を施し
ているものと思います。そうであれば、窒化処理を行った業者さんに、どの
タイミングで再処理するのが費用対効果において最適かお尋ねになることが
手っ取り早いように思います。

適切な回答が出てこないとか、回答内容が技術的に信用できない等の状況
であれば、その経緯の要点をお示しになった上で、この森に質問を挙げる
ことが良さそうに思いますが、如何でしょうか。

お礼

2013/07/04 05:23

ご回答ありがとうございます。業者さんに一度相談してみます。

質問者
2013/07/03 10:37
回答No.1

現状は?  経験からショット数これぐらいで再窒化とかパーツ交換の管理でしょう?
現象にはバラツキあり、数が到達しないのに割れると問題
しかし何処でもそんな程度でしょう。

>当方にはそのような設備がありません

都道府県に少なくともひとつはある工業試験場全てではないが設備してることあり、その手だてをとるべきです。費用は低廉。

技術分野としては非破壊検査。しかも破壊に至るごく初期を捉えなければならず、とってもハードルが高い分野。
もうひとつ手段があるのではと少しだけ調べたが無理。

気になるのはお仕事であるのに取組む姿勢に問題がありはしないだろうかということ。
設備が無い? 前記借りる手もあろうし、あればこうなると会社上層部を説得して買わせることができる力関係なのか否か。

  No.41650 SKD61とADC12の間に金属間化合物が ・・・

これも研究所なら周りに専門家がいて分析機器もあるだろうが、一般企業ではそうする暇もカネも無いのでは・・・取組む方向がズレてるのでは・・・?

研究テーマとしては面白いかもしれないが、実用化できたら金型管理はマシになるが、それで金型製造技術が進化するか? といえば改良効果確認時間が少し早くなるだけ。でしょ?
超高価な投資のワリに実用レベルが無いマシ程度なことも想定できる、よって端からウッチャリ、ヤンぺ!

技術動向を注目するのは良いけど、私は上記のように即断します。

お礼

2013/07/04 05:34

ご回答ありがとうございます。「都道府県に少なくともひとつはある工業試験場全てではないが設備してることあり、その手だてをとるべきです。費用は低廉。」…参考にさせていただきます。
>気になるのはお仕事であるのに取組む姿勢に問題がありはしないだろうかということ。
>設備が無い? 前記借りる手もあろうし、あればこうなると会社上層部を説得して買わせることができる力関係なのか否か。
この件につきまして、当方もどこまで攻めるか戸惑っている段階です。できれば費用対効果を見込んで提案していこうと考えています。

質問者

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