このQ&Aは役に立ちましたか?
3DーCAD作図の注意点
2023/10/19 04:45
- 3DーCADで作図する際の注意点についてまとめました。
- 光造形で出力するデータ(stlファイル)に変換する際によく起こるエラーや、他のデータ形式に変換する際のエラーについて解説します。
- 作図の注意点として、CADの精度を統一し、円弧と接線の描画に注意することが挙げられます。また、これらの注意点はライノセラスに限らず、すべての3D-CADに共通するものです。
3DーCADの作図の注意点
2013/06/17 12:02
3DーCADで作図する際の注意点についての質問です。
当社ではライノセラスで設計図を描いています。
●光造形で出力するデータ(stlファイル)に変換する時にエラーが出ることが 多々あります。
●設計図を納品するために他のデータ形式に変換するとエラーが発生します。
ライノのファイル → iges step など
ファイルのデーター変換時にエラーの出にくい様な作図の注意点はありますか?
当社で注意しているのは・・・
●CADの精度(許容差)を他社のCADに合わせる。
現在は0.001の設定にしています。社内で統一
●CADは円弧と接線が苦手らしいので作図の時にそういうデータを描かない。
※円弧と接線の接している点の所で、線→線なのか、線→円弧なのか
混乱が起きてデータエラーになりやすいとの事
ライノセラスに限らず、すべての3D-CADに共通するような作図の上での
注意点のアドバイスが欲しいです。
回答 (5件中 1~5件目)
自分は顧客よりデータを支給されてバグ取りしたり、電極をモデリングする立場なので、質問者様の受け手にあたります。
なんとなくのイメージですが、
●交わらないという事
●ゼロに集束するということ
この2点はバグが起きる鬼門な気がします。
交わらないことはオープンサーフェスなのですが、中でもRが平面に交わらずに巻いてしまってるような時や、曲面と曲面間での微細な割れが生じている時に、どちらが基準かわからずに難儀します。
ゼロに集束することは円錐の頂点や円弧の接点など、理論上の【点】を編集しようとした時にエラーがかかりやすいように思います。
以前、CAD同士の相性に四苦八苦して、ここに投稿したことがありますが、結局バグがゼロにはなりません
ただ、必要な要素が図面なり、モデルなりに織り込まれていると修正もしやすく切り返しも簡単なので、付き合いの長いお客さんのデータは扱いやすいですね
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
回答ではなく申し訳ありません。
疑問なのですが、
ライノセラスには出図前に、データが正常に出図できるかチェックする
DRC(デザインルールチェック)ユーティリティは無いのでしょうか?
「当社ではライノセラスで設計図を描いています。」とありますが
Rhinocerosで2D図まで作成しているのでしょうか?
そうだとするとRhinocerosの生データで渡さないとだめだと思います。
他のデータ形式に変換するとエラーが出ると言うことですが、
具体的にどんなエラーが出るのでしょうか?
私もRhinoceros2.0から使い始めて現在はver5.0を使っていますが、
データ交換はソリッドで渡す時はstepでサーフェスならばigesで出しています。
Rhinocerosで言うところのソリッドとは「閉じたポリサーフェス」になります。
ところがRhinocerosには「開いたポリサーフェス」も存在します。
これをstepで出すとソリッド系のソフトウエアでは欠落することがあります。
これを回避するために私は「開いたポリサーフェス」を分解するかもしくは、
「解析メニュー」の「エッジを表示」でオープンエッジを表示させて
「エッジの結合」で固めて「閉じたポリサーフェス」にしたりします。
形だけが渡せればいいのであれば分解するほうが簡単です。
長くなりましたがどんなエラーかわかりませんので想像上で書きました。
ライノはサーフェスも出らのため隙間があきやすいです
IGES STEP は クソなので
そのまま STL で渡したほうがよい
http://www.rhino3d.co.jp/product/Rhino50/function.html
ライノはいろんなファイル形式に対応してるので
そのまま渡したほうがいい
お礼
2013/06/25 09:02
STLで渡すのがいいのですか?
受け取った側はSTLの細かいポリゴンで渡されて困りませんか?
データを渡す時は iges step パラソリッドの3つを渡して
受け取った側が好きな(使えそうな)ファイル形式を選んでもらえるようにしています。
JAMA/JAPIA PDQガイドライン が参考になると思います。
お礼
2013/06/25 08:57
回答ありがとうございます。
難しそうですね。
頑張って読んでみます。
お礼
2013/06/25 09:23
bonchichiさん、回答ありがとうございます。
ウチではライノで2D図 3D図を描いています。
一番困っているエラーは、3Dプリンターで出力しようとした時に
3Dプリンター側のソフトでエラーのあるパーツがあると言うことです。
エラーの出たパーツをライノで調べると、
サーフェスが壊れている → そのサーフェスを描き直し
オープンエッジ
同じ形状のサーフェスが2枚あってエラーになっていた
だいたいこの3つです。
オープンエッジはかなり注意して作図しています。
こまめにオープンエッジのコマンドを使っています。
データを納品する場合は iges step パラソリッド で渡しています。
結構注意して作図しているつもりですが、サーフェスが抜けたりするトラブルがあるようです。