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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミ鋳物の製品密度)

アルミ鋳物の製品密度と削り出しの製品との違い

2023/10/19 09:47

このQ&Aのポイント
  • アルミの削り出しでは削る部分が多く、コストがかかるため、φ200t30程度の製品を鋳物で作りたいと考えています。
  • 鋳物は巣などで密度が一定ではないイメージがありますが、鋳物で作られた製品の密度は、削り出しの製品よりもどれくらい違うのでしょうか。
  • 温度を一定に保つような製品には向かない可能性もありますので、慎重に判断する必要があります。
※ 以下は、質問の原文です

アルミ鋳物の製品密度

2014/03/13 11:22

φ200t30程度のものを作りたいのですが
アルミの削り出しでは削る部分が多く、コストがかかるということで鋳物にしたいと考えています。
しかし、その製品の外周にヒーターを付けて、内側をある一定の温度に保たなければいけません。
そこで疑問に思ったのでが、鋳物は巣などで密度が全て一定ではないイメージがあるのですが、
鋳物で作られた製品の密度は、削り出しの製品よりどれくらい違うのでしょうか。
温度を一定に保つような製品には向かないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2014/03/13 22:50
回答No.5

お問い合わせの課題を検討する場合、熱伝導率及び鋳巣について考慮
する必要があると思います。

主なアルミ合金の熱伝導率は、次の通りです。
 純アルミ系   A1100  214 W/(m℃)
 アルミ合金   A5052  137 W/(m℃)
 ダイカスト用材 ADC12   92 W/(m℃)
 砂型鋳物用材  AC2A   142 W/(m℃)
    
砂型鋳物用アルミは、一般的な構造用アルミ合金のA5052と同程度の熱伝導率
であり、ダイカスト用材よりは熱伝導がよく、純アルミよりは熱伝導が劣り
ます。

鋳造の場合、微少な鋳巣が生じることは覚悟しておく必要があると思いま
すが、熱伝導に対して大きな支障となるような鋳巣は、適切な検査でリジ
ェクトできると思います。気密性が必要な場合は、鋳巣の存在は致命的で
すが、気密性が不要であって、熱伝導特性を確保したいのであれば、アルミ
鋳物も適切な選択肢の一つと思います。見積もりをとって比較なさることを
お勧めします。

アルミ鋳物の“密度”のご質問でしたが、所要の事柄は、密度ではなく、
熱伝導特性とコストのようですので、密度に対する回答は割愛させて頂き
ました。

お礼

2014/03/14 13:15

気密性が必要です…しかしどれくらいの気密性が必要なのかは
まだはっきり決められていないです。
伝導率で考えると多少の巣ではあまり影響ないとのことなので
要求仕様をしっかりまとめて見積もりを依頼してみることにします。
的確なアドバイスありがとうございます。

質問者

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その他の回答 (6件中 1~5件目)

2014/03/16 18:56
回答No.6

なんか、分厚いアルミの鍋か、オイルパンみたいですな。

> 温度を一定に保つような製品には向かないでしょうか。
そんなこと無いでしょ。
熱容量を確保するに足る充分な厚みがあれば、目的は果たせる筈。

> 鋳物は巣などで密度が全て一定ではないイメージがある
伝熱上、厳密に均一な温度分布が必要ならそうでしょうが、
極端な偏り状態にならない限り、事実上の不都合は無いのでは?

> 鋳物で作られた製品の密度は、
> 削り出しの製品よりどれくらい違うのでしょうか。
ダイキャスト品は、
ADC素材そのものは通常のアルミ材とほぼ同じですが、
製品になった時には、エアの巻き込みを伴うので、
最悪の場合、密度で3分の2~半分になる時があります。
これは、ダイキャスト製品を多用している自動車業界では
殆ど常識的に知られている事実です。(一般には知られていないかも?)

これを避けて、密度の高いものが欲しい場合、
金型のグラビティ鋳造品や、LP鋳造品を用います。
シリンダヘッドはグラビティ金型、ピストンはLPが一般的です。
クランクケースもグラビティ。カバー類はダイキャストですね。

本件の場合、単に容器として成り立てば良いのなら、
内外面を削らずに、表面に巣穴が無ければそれでいけるのではないですか?

お礼

2014/03/27 15:42

エア巻き込みでそんなに密度が減るんですね。びっくりです。
密度の高い鋳造方法を教えてくださり、ありがとうございます!
勉強になりました。

質問者
2014/03/13 17:32
回答No.4

ざっくり
70%
と教えられました


>>温度を一定に保つような製品には向かないでしょうか
ヒートシンクのようなものなら向かない

2014/03/13 17:11
回答No.3

巣は偏って現れるので密度が1%小さいだけでも何某か巣があることになります。数%にもなればどこかに大穴。

>内側をある一定の温度に保たなければ

巣によって熱伝導が影響するほどではないでしょう。
熱伝導率はアルミ鋳物も切削用のA5052などとさほど変わらない(純アルミA1xxxが最良)。

巣が貫通して洩れになるかどうかが問題。巣を塞ぐ封孔処理をするが、鋳肌を切削すると閉じた孔が再び貫通する可能性。それをどうするか要打合せ。

>ざっくり70%と教えられました

放熱用途は純アルミ。その比較でしょ。

巣についてはダイカストでは空気を巻込みやすくて問題になるが、鋳物での巣は別のメカニズムで症状は軽いはずです。

お礼

2014/03/14 13:19

巣の問題を具体的にあげてくださり、イメージがしやすくなりました。
的確なアドバイスありがとうございます。

質問者
2014/03/13 14:06
回答No.2

ダイキャスト素材でみても、比重はは2.6~2.7とアルミ素材とほとんど変わり
ません。

http://www.alumitech.co.jp/html/download4.html
http://www.diecasting.or.jp/diecast/pdf/book/pdf_set023-0.pdf

2014/03/13 12:05
回答No.1

鋳物ってひとくくりにするけど、製法いっぱいあるんですが。

イメージしかなくて
要求仕様で絞り込めないなら、止めといた方が吉。

お礼をおくりました

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