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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:円筒度の簡易測定方法)

円筒度の簡易測定方法と測定精度について

2023/10/19 10:40

このQ&Aのポイント
  • 円筒度の簡易測定方法とは、全長100mm、外径φ5の製品の円筒度を測定する方法です。
  • この方法では、中心部にダイヤルゲージを当て、製品を回転させて最大と最小の差を見ることで円筒度を測定します。
  • しかし、この簡易測定方法では正確な測定が難しく、振れや円筒度の測定精度が図面の規格と一致するかどうかは確認が必要です。
※ 以下は、質問の原文です

円筒度の簡易測定方法

2014/01/10 19:54

全長100mm、外径φ5の製品の円筒度の簡易測定方法を教えて下さい。
真円度測定機、3次元測定機を使わないでの測定方法を宜しくお願いします。

測定方法として、両側にVがある治具を使用し、中心部をダイヤルゲージを当て、回転させて、最大と最小の差を見て、次に両端部側外径を回転させて見ています。測定値から中心部と両端部側外径の差を円筒度としています。この方法でどこまで正確に測定出来ていますか。また、中心部の差が0.06mm有り、両側が0.0mmの場合、円筒度は0.06mmになるのですか。
図面の規格が、振れ(両端部側外径受け)0.06mm以下、円筒度0.04mm以下になっています。図面規格から見れば、この測定方法だと振れも0.04mm以下で良いのかと思い、もしかしたら、別の方法、考え方がちょっと違うのかと自分なりに思っています。
誠に申し訳ありませんが、JISとか参考書とかネットの検索したものは、私には、難しい過ぎて理解が出来ません。なので、測定方法が間違っている。測定方法、算出方法の出来るだけ分かりやすく、教えて下さい。
長々とすいませんが、宜しくお願いします。

回答 (6件中 6~6件目)

2014/01/11 15:48
回答No.1

三点法なので原理的に不備がありますが、それは一旦措くとします。

円筒度を評価する為には
1.真円度
2.曲がり
3.径の不揃い(テーパ、タイコなど)
などを総合的に測る必要があるので、円周振れの測定だけでは不十分です。

> 中心部の差が0.06mm有り、両側が0.0mmの場合、円筒度は0.06mmになるのですか。
多分この場合中心と両端の『円周振れ』を測っているのだと思いますが
それだとテーパになっていても見落としてしまうので、
『全振れ』として測定する必要があります。


全振れの測定値には円筒度と共に同軸度に由来する誤差が含まれますが、
測定対象自身をデータムにしている場合には同軸度は関係なくなるので
全振れの測定値をもって円筒度と評価しても差し支えないかと思います。


> 測定値から中心部と両端部側外径の差を円筒度としています。

中心部の円周振れ測定値から両端部の円周振れ測定値を差し引いて、
という意味でしょうか。
だとすると違うんじゃないでしょうか。
全体に渡っての最大-最小で見なければいけないので。


あと三点法の原理的な問題点として歪の周期に応じた拡大率を考慮しなくては
ならないという所があります。
ですので少なくとも両端の真円度が十分良くないと、ダイヤルの読みを
そのまま採用する事が出来なくなります。
従って大前提として、両端の振れがほぼゼロでない場合には
簡易方法ではまずかろうと思います。



あと円筒度の測定方法という事ですから、円筒度0.04でありながら振れ0.06
というのはおかしな話で、円筒度0.04なら振れも0.04以下でないと成り立ちません。
データムが別にあるなら話は変わりますが。

よくよく考えてみると、形状にもよりますが、
振れの測定値は円筒度の倍くらいになる事もありますね。
円筒度を示す円筒は形状にベストフィットするものですが
振れ場合には“データム軸と一致する”円筒という規制がかかるので
この違いによって厳し目の評価になってしまいます。

それに加えて三点法に由来する拡大率の影響も伴います。

従って全振れの測定値から円筒度を評価するのはなかなか容易では無いですね。


少なくとも前記最後の段は間違いなので訂正致します。
図面上にそういう測定方法でと指示しているのですから、
それに従えば良いんでしょうね。

とりあえず拡大率の問題を除けば、円周振れだと円筒度不良を見落とす可能性はありますが、
全振れであれば円筒度不良を見落とす事は無いと思います。
逆に過剰に厳しく評価してしまう可能性はありますが。


拡大率の問題は、一番良いのは両センタで受ける事ですが、
そういうのが出来ないからVブロックでの外径受けなのでしょうね。
90度と120度の2種類のVブロックを使うなどもありますが、
確実な方法というのは難しいですね。

実力値として真円度自体は悪くなく、曲がりだけが問題というような場合には
あまり気にする事なくVブロック上での測定で構わないと思います。
何れにしても想定される誤差と、それがどこまでの信頼性で検出できるのか検討して
客先と協議して検査方法を決めるしかないんじゃないでしょうか。

お礼

2014/01/12 22:59

大変、参考になる回答、ありがとうございました。

簡易的な測定方法で円筒度を評価するのは、難しい事は十分承知していました
が、何か良い方法が無いか、模索していました。

この測定方法で、規格の振れは満足出来ますが、円筒度が満足出来ていない為、大量の不良品が発生してしまう恐れが有り、何とか、それを回避したくて投稿しました。

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