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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:磁気アニール)

磁気アニールとは?無電解ニッケル処理との関係について

2023/10/19 11:18

このQ&Aのポイント
  • 磁気アニールとは、加工依頼図面の仕上項に記載されている処理方法の一つです。
  • 通常のアニールでは材質が崩れる恐れがあるため、磁気アニールが選ばれています。
  • 無電解ニッケル処理は別の処理方法であり、磁気アニールとは関連性があります。経験者の意見を聞きたいです。
※ 以下は、質問の原文です

磁気アニール

2015/11/27 18:02

加工依頼図面の仕上項に
磁気アニール後無電解ニッケル処理となっています。
無電解ニッケルは分かるのですが、
磁気アニールが分かりません?
材質はSUYP-0(純鉄)でt=0.6の円筒状なので
通常のアニールは1000℃となっていますが
これでは折角の加工形状が崩れてしまうと思うのですが?
何方か経験者のご意見頂けますか。

回答 (3件中 1~3件目)

2015/11/28 10:11
回答No.3

(1)指摘のように850℃近辺の熱処理と思います。

磁気アニールの経験はないけど、ふつうの合金鋼の焼鈍し温度で、その類推では、さほど心配には及ばない温度です。

変寸が0.1%以下、変形はその数倍以下 なんて言われても、合金鋼では鋼種変更の策あるが材質fixで熱処理のみでの対処は難しい、即ち誰がやっても同じ。。やってみることです。


気になったのは無電解ニッケル。非磁性のタイプと磁性のタイプあり

  http://www.fm-007.com/faq/detail.php?no=MTA3

素材からの残留歪・・・加工前に焼き鈍し解放
加工による発生歪・・・加工法の選定
磁気アニール中の置き垂れ・・・サンプルで出なければ良し。量産で炉に詰込みすぎての不良は管理

お礼

2015/11/28 15:30

岩魚内 様

早速のご回答ありがとうございます。

アニーリング焼鈍に関しては前述した様に
先ずは調整してみます。
やはり1000℃超えは
t=0.6では寸法変形が心配です。

無電解ニッケル。非磁性のタイプと磁性のタイプあり

とはさすがの岩魚内さんですねー。

これは気づかずに進めると大変な事になっていました
ありがとうございます。

私の今迄の経験でニッケル材は磁性で磁石が引っ付くモノと認識してたので
非磁性は認識外でした
ありがとうございました。

質問者

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質問する
2015/11/28 00:46
回答No.2

まあ、URLを確認ください。

お礼

2015/11/28 15:19

後(ご)の先(せん)、アフターユー 様

早速のご回答ありがとうございます。
私なりにURL読ませて貰って
正直、難しい!!の一言で
設計者と熱処理屋さんと上手くコミニケーションを取る様に
して調整して見ます。
ありがとうございました。

予測ですが、図面を見る範囲では該設計者はここまで深く考えずに
唯ただ、前例に沿って仕様を決めてる様に思えます。

質問者
2015/11/27 21:58
回答No.1

磁気焼鈍とは、機械的な軟化や歪みとりを目的とする焼きなましではなく、
加工によって劣化した材料の磁気的特性を回復・向上することを目的とした
熱処理です。(磁気的特性の回復・向上:透磁率の向上、残留磁束の低減)
参考URLによれば、高温環境下に曝すことによる脱炭の効果が磁気特性の
回復・向上に効いていると記述されています。
参考URLに記載されている温度条件は、 850℃の非酸化性雰囲気において
3~4時間と記載されていますが、お問い合わせの品物は、t=0.6と肉薄なので
もっと短時間でも。必要とする磁機焼鈍の目的が達せられそうに思います。

上記の脱炭のほか、磁気焼鈍の効果を得るには、結晶粒の成長も関係してい
るようですので、温度及び時間を大きく短縮することは難しいかもしれませ
ん。とはいうものの、加工した品物の寸法・形状に悪影響を与える熱処理は
本末転倒でしょうから、雰囲気、温度及び時間の条件は、適切に選定する
必要があると思います、

webを検索すれば、磁気焼鈍を得意とする業者さんも複数ヒットしますので
ご相談になることをお勧めします。また、設計者さんがどの程度の磁気特性
を狙っているかによって、お問い合わせの製品に適切な磁機焼鈍の条件が
変化する可能性がありますので、設計者さんの意図を聞いたうえで、熱処理
業者さんに相談する方が余分なコストや無駄な時間を省けそうな気がします。

この森を“磁気焼鈍”のキーワードで検索すると、複数の履歴がヒットしま
すが、かなり怪しげな回答内容も含まれているようです。
“磁気特性”という、機械技術者に縁遠い概念を扱うので、多少の誤解は
無理からぬところがありますが、回答内容を盲信することは危険と思います。
 設計者さんの意図を聞くことをお勧めしたのは、意思疎通の不足による
品質問題や過剰設計によるコスト増を防ぐためです。

お礼

2015/11/28 15:06

ohkawa 様

早速のご回答ありがとうございます。
私なりに熱処理屋さんに問合せた所
多分ですがこれ位の形状(t=0.6 φ8-10 H=6-12)ならば
メッキの際に発生する水素脆性のベーキングより少し高い350℃で2-3時間
位を勧められました。
実際に量産になった場合はもちろん磁気特性等は計測して確認します。
やはりohkawaさんが仰る様に
「設計者の意図を聞くことで、意思疎通の不足による
品質問題や過剰設計によるコスト増を防ぐ!」が
大事な事と思います、
設計者も加工業者もどちらも意志疎通と言うコミニケーション能力が
大事になりますね。

質問者

お礼をおくりました

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