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2020/01/06 09:24
ポリカーボネートの外装部品を設計しています。
難燃性V-0の樹脂部品の部分的な薄肉について、アドバイスを頂きたく。
難燃性はV-0を想定して、材料の選定、基本肉厚で設計していますが、部分的に薄肉になる箇所があります。(部品同士の勘合箇所のインロー構造部)
薄肉部の領域は狭い為、仮に薄肉部に引火した場合でも、火が基本肉厚部に到達すれば自己消火すると考えられるのですが、そのような状態でV-0(相当?)といえるもでしょうか?
難燃性の考え方についてご教示ください。
よろしくお願いいたします。
細かい規格は忘れましたが、難燃性の定義には燃焼秒数も規定されていたはずです。なので自己消火するまでの秒数がその規定を満たすならば、V-0と言えます。逆にその秒数を超えるならば、V-0と謳う事は出来ません。
ただ実際の使用環境を考慮した場合、その薄肉部である「部品勘合部」は接炎するのか? という問題があります。なので規定秒数を満たさない場合であっても、実務上は発生しえないシチュエーションであればV-0相当とは言えるはずです。
まあこの辺りの『~~相当』とか『~~程度』のような書き方には特に規定は無い(はず)ので、何かしらの注記等は入れるべきでしょうけど。
「部品単品では基準外部位あり。ただしASSYではV-0基準を満たし、製品使用上の懸念ないため、V-0相当と記載する」のような。
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