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水に濡れると物はなぜ柔らかくなるのか
2023/10/20 08:24
- 乾いた物は硬くてパリッとした状態ですが、水に濡れると柔らかくなります。これは物質の組織の間に水が入り込むことで起きる現象です。
- 乾いたタオルや皮膚は水分を含まないため硬くて触りにくいですが、水に触れることで水分が物質の組織に浸透し、組織の間の結びつきを緩めます。
- 組織の間に水が入ることで、分子間の引力が減少し、結びつきが弱くなります。その結果、物質は柔らかくなります。
なぜ水に濡れると物は柔らかくなるのか
2020/03/20 17:00
例えば乾いたタオルはパリっとしていますが、水に濡れるとふにゃふやになります。
皮膚も長い間水を触っているとふやけて柔らかくなります。
たぶん物質の組織の間に水が入って柔らかくなるのだと思いますが、ではなぜ組織の間に水が入ったら柔らかくなるのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
濡れたことによる挙動は物によりますし、"柔らかい"・"硬い"という表現が何を指すかにもよると思います。布が濡れたら柔らかくなりますが、強度は高くなります。
従って、例に挙げられている繊維と皮膚について回答します。
例えば綿の繊維は植物の繊維素(炭水化物)セルロースの分子が水素結合で結びついています。この分子の結びつきは、水分を含むと簡単にほどけてバラバラの状態になります。バラバラの状態ということは、繊維としては柔らかい状態になります。
また、水は形がないので柔らかいと言えます。皮膚がふやけるということは、皮膚よりも柔らかい水が皮膚の組織の隙間に入り込むので、ふやける前の皮膚よりは柔らかくなります。
簡単な表現ではありますが、上記説明で多少でもご理解が進めば幸いです。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
水分子があいだに入ると繊維間の摩擦が少なくなるのでは。繊維は初めから多少なりともねじれていると思います。
お礼
2020/03/24 13:34
回答ありがとうございます。ご考察ありがとうございました。
布を作っている繊維に微細なよじれがあると思います。水がしみこむとこのよじれが戻りやすくなる。よじれのスケールが大きくなるとみずにぬれると返って固くなる。デニムのズボンが雨に濡れるとごわごわになります。繊維の太さなどで逆になることもあるのでは。
お礼
2020/03/21 10:37
回答ありがとうございます。
うまく伝えられなくて申し訳ないのですが、私が知りたいのは、水が浸み込むとなぜヨジレがが戻りやすくなるのか、です。こまかーい砂をタオルに擦り込んでもたぶん水を浸み込ませたみたいに柔らかくならないですよね。水が浸み込むと柔らかくなる原理が知りたいんです。
確かに逆に固くなる物質もありそうですね。猫のトイレの砂とか。
お礼
2020/03/24 13:34
回答ありがとうございます。繊維に関すご回答がまさに知りたかった内容です。皮膚が柔らかくなる原理との違いでよく理解できました。