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2020/08/30 07:00
油圧シリンダーを鉛直上向きにて上下駆動させています。下降させているときに、方向制御弁が切れたにも関わらず(中間停止)、しばらくさらに下降してしまいます。おそらくパイロットチェック弁に不具合があるのだと思っています。
メカニズムでわからないのですが、下降方向において、パイロットが動作不良によりチェック弁が開放された状態となり、下降してしまうと思うのですが、もう一方のチェック弁とロッド側油圧シリンダー内は、チェック弁が機能して油は閉じ込められているかと思います。油の圧縮性は無視されると思うので、こちら側の影響により、シリンダーの下降は食い止められるようにも思えるのですが如何でしょうか?密閉性が高くないため、エアが入っていくのでしょうか?気になっています。となたかご回答お願いします。
私の経験では3種類ほど原因が考えられます
(1) ご指摘のチェック弁 (あまり有りませんでした)
(2) シリンダーのチューブ内のパッキンの劣化で直部漏れ (古くなると一番多い症状でした)
ロッド側からの油漏れならすぐ判断できますが 内部では判断できませんので!
(3) 切り替え弁の A B ポートのリーク (これもあまり有りませんでした)
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(4) チェック弁のシート面は金属で開け閉めなので (2)(3) の方が多いのでは?
(5) パッキンはゴムでも圧力がかかって滑るので(規格シリンダーの場合はメーカーでパッキンセットで補修部品として販売しているくらいですから
(6)切り替え弁は金属どおしで滑っていますので。。
(7)OIL交換がまめにされていれば(2)ではないでしょうか?
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2020/09/03 07:42
パイロットチェック弁を新品に交換することによって改善されました。ありがとうございました。
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バルブが中間停止位置になったときにパイロットチェックのパイロット配管にかかる圧力がすぐに下がっていますか?
この部分の圧力がすぐに下がらないとチェック弁の応答は遅くなりすぐに止まらないことになると思います。
速度制御用の絞りの位置などを確認してみると良いと思います。
原因を正しく理解するのは必要ですが、
実際の対策は設備メーカにやらせるべきです。
2020/09/01 17:56
ありがとうございます。
パイロットの配管の圧力を測定するにはゲージの取り付けが必要ですね。
参考になります。
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2020/09/01 18:02
ありがとうございます。
シリンダーチューブのパッキンは2016年に変えてるので問題ないかなと思っていますが、まだなんともいえません。明日確認します。