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機械材料の強さ、引張度、靭性、硬さについて
2023/10/20 15:20
- 機械材料の強さについて、引張度や靭性、硬さという多岐にわたる性質について紹介します。
- 材料の性質を述べる際に統一された表現がなくわかりにくい点があります。強さは引張度や硬さなど様々な要素で表現されます。
- 材料の硬さと靭性は反対の性質です。硬い材料は脆く、靭性が低くなりますが、焼き直しによる靭性の向上が行われます。衝撃や曲げには靭性が重要です。柔らかい材料は靭性が高いです。
機械材料で、気になった事があります。
2020/09/14 07:47
機械材料で、気になった事があります。
材料の強さってなんですか?引張度ですか?靭性ですか?硬さですか?
材料の性質を述べる際に、色々な表現が出でくるため、言葉が統一されていなくて、イマイチわかりません。強さって漠然とかかれてます。引っ張りなのか硬さなのかわからないです。
硬いと脆いそうです。だから靭性を与える焼き直し云々やるそうです。靭性、、粘り強さってなんなんですか?金属をどういう事すればいいんですか?衝撃や繰り返し曲げに強いそうです。それ柔らかいのでは?
硬いと脆いから靭性、、柔らかくするでいいですか?
その他の回答 (7件中 6~7件目)
材料の強さは一般的には引張強さのことです。
靭性はともかく引張強さが高いなら硬いので、引張強さを基準に材料として強いものなら硬さの値は高いです。
靭性や粘り強さは衝撃に強いか弱いかの表現です。
数値として表すにはシャルピー衝撃試験値が用いられます。
この値が大きければ、靭性が高く粘り強いです。
鉄鋼材料の場合、焼入れ焼戻しすれば靭性が高くなります。
焼入れ焼戻しをざっくり言うと熱して急冷することです。
焼入れ焼戻しを行うと焼入れのみの時より柔らかくなりますが靭性が高くなります。
また、柔らかいから靭性が高いわけではないです。靭性を高める処理をした結果として柔らかくなるのです。
材料を柔らかくする目的は靭性を高めた結果だったり、加工しやすくするためなど様々です。
硬いということは変形しにくいということです。つまり変形して欲しくないところに使うなら硬いに越したことはないです。
硬いと脆いから必ずしも柔らかくしなければならないわけではないです。
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補足
2020/09/15 09:24
ん?引っ張り強さ=硬さなんですか?そうすると硬くすると脆くなるんですよね?靭性が失われるということ、、
引っ張り強さと硬さは分けているのではなく??