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はんだ付け後の基盤のベタつき等について
2023/10/20 15:36
- 鉄道模型のLEDの銅線が基盤からちぎれたので同じところにはんだ付けしなおしたのですが、終わった後に基盤を触るとベタつきがありました。
- はんだ付け前にはなかったテカリも少し見られるようになりました。
- また今回は基盤穴に裏から銅線を通して表面ではんだ付けをしたのですが、つけた後の山の上に基盤のコーティング?が覆い被さってしまいました。
はんだ付け後の基盤のベタつき等について
2020/10/13 10:40
鉄道模型のLEDの銅線が基盤からちぎれたので同じところにはんだ付けしなおしたのですが、終わった後に基盤を触るとベタつきがありました。
はんだ付け前にはなかったテカリも少し見られるようになりました。
また今回は基盤穴に裏から銅線を通して表面ではんだ付けをしたのですが、つけた後の山の上に基盤のコーティング?が覆い被さってしまいました。
LEDは問題なく点灯します(気持ち弱い気がしますが)が走っていてショートしたりしないか心配です。
基盤の表面を溶かしたりコーティングがはんだの上に付いた状態でも問題ないでしょうか?
詳しい方よろしくお願いします。
回答 (3件中 1~3件目)
よくある糸はんだには、はんだ付け時に対象表面を正常化するフラックス(別名ヤニ)というものが含まれます。
これが、べたつき・テカリの要因です。
さらに、フラックスの撒かには表面の薄い酸化膜を除去できるように活性剤と呼ばれる成分を含むものがあります。
これは残留していると、腐食の原因となります。
米軍規格では、活性剤の配合具合により、R、RMA、RAと3分類されます。
活性剤無しのRタイプであれば除去不要、ただし清浄化能力が弱くはんだ付けしづらいのであまり見かけません。
RMAタイプだと、除去せずとも問題は少ないものの、除去することが望ましいです。
強固な酸化膜すら清浄化できるRAタイプでは、除去しないと腐食が起きます。
https://toragi.cqpub.co.jp/tabid/713/Default.aspx
お使いのはんだの種類を確認し、RAやRMAまたは活性化ロジンの表記があれば、アルコールやパーツクリーナーなどで、ふき取りを行った方が良いです。無洗浄の文字があれば、フラックスが保護膜となるのでそのままにした方が良いです。
あと、たまにですが、加熱不良のイモはんだとなり、きちんとつながっていないけど、わずかに接触した状態でフラックスに埋まり、かろうじて電流が流れているという不良パターンが起きます。この場合、フラックスをふき取るとはんだ付け不良個所が外れます。
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基板用のハンダにはハンダの中にフラックスという物が入っているんです。これは基板表面の酸化物を除去してハンダの流れをよくするための物ですが、ハンダ付けの後に基板上に残るのです。
べたつきはフラックスですね。最近の物は無酸フラックスですので。まぁ、あまり気にする必要はないのですが、気になるようであれば、アルコールかマニキュアの除光液などで拭きとれば落ちます。専用のフラックスクリーナーという物もありますが、一度きりならわざわざ買う必要もないでしょう。