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パイロット式電磁弁の動作原理とは?
2023/10/20 16:35
- パイロット式電磁弁の動作原理は、入口圧力と出口圧力の差圧により、ダイヤフラム付き弁座が持ち上がる仕組みです。
- 入口圧力と出口圧力の差圧により、パイロット式電磁弁の弁座が上昇し、流体が流れる仕組みです。
- パイロット式電磁弁では、出口圧力が入口圧力よりも低くなるため、弁座には入口側の圧力の背圧が掛かり、弁座が持ち上がる仕組みです。
質問:パイロット式電磁弁の動作原理
2020/11/28 11:53
パイロット式電磁弁の動作原理について、ご教示いただきたいことがあり、どなたか詳しい方教えていただけないでしょうか。。
https://www.ckd.co.jp/kiki/jp/koramu/data/koramu31.htm
上記サイトのパイロット式電磁弁の動作原理について拝見していたのですが、
入口圧力と出口圧力の流体の差圧でダイヤフラム付き弁座が上昇して、流体が流れています。
出口の流体圧力は入口圧力よりも低くなり、
弁座には入口側の圧力の背圧が掛かった状態(入口圧力>出口圧力)だと思うのですが、なぜ弁座は持ち上がるのでしょうか。
回答 (3件中 1~3件目)
このメーカーでいうパイロットキックですよね?
これは入口側の圧力をダイヤフラムなどで主弁側と仕切られた側に回して主弁のオリフィスをふさいでいます。
主弁の反対側に封じ込めた形になっている圧力を小さな直動弁を開いて出口側に抜いてしまうことで主弁を閉じる力を弱くして入口側の圧力に主弁を押し上げさせて開かせ流れを生じさせます。
圧力を貯め込む側に入っているバネは出口側に抜く弁を閉じてダイヤフラムを押し下げるとき力を働かせるときの補助的な働きです。
差圧ゼロで開くようなことを謳っているものではダイヤフラムを浮かせる方向に力をかけるバネが付いています。
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パイロット式の電磁石は、上の小さなパイロット弁を流体の差圧に抗して動かす力は有りますが、ダイヤフラムを流体の圧力に抗して動かすほどの力は有りません。表面積の大小が理由です。
閉時、ダイヤフラムは入り口と出口の圧力の差によって、閉側に押し付けられています。ここで上の小さなパイロット弁が開くと、入り口と出口が小さなパイロットで貫通して圧力差が小さくなります。流量と圧損があるので等しい圧力にはならないでしょうが、それなりに圧力差は小さくなるでしょう。このため、もともとバネで開側に動きたかったダイヤフラムは閉に押し付けていた圧力差が緩和され、バネの力が圧力差に打ち勝って開側に動きます。
つまりパイロット式は入り口が高圧、出口がそれなりに低圧でなければ動作しません。私の育った家の水道は屋上の水タンクでしたが、子供の頃、屋上の鉢植えに水をやる装置をパイロット式の電磁弁で作ったところ圧力差が足りず、うまく動作しなかったことがありますよ。