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2021/09/24 15:49
ニッケル基合金であるInconel625(AMS5666)の機械加工した物を、真空熱処理(982℃×1Hr→Arガスファン冷却)前後で蛍光X線分析装置により表面の分析をしたところ、熱処理後の方がアルミの量が多く検出されました(約0.05%→0.12%)。
試験片は複数用意しましたが、いずれも大なり小なりアルミが増えています。どれも組成の範囲内ですが、熱処理することでアルミが増える又は増えて検出されることはあるのでしょうか? それとも外的要因により、外部から付着した(コーティングされた?)のでしょうか?
何かしらご存知の方がいらっしゃったらご教示下さい。
増えることがあり得ます。
Alが優先酸化されて、表面に濃縮したのでしょう。
窒素ガス冷却で酸化します。
表面の色合いが変化していませんか。
ペーパーで研磨してから再分析し、元に戻ることを確認して下さい。
kuroneko2020さんありがとうございました、参考にさせて頂きます。
2021/09/27 13:22
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できません。却って悪くなります。
真空度とガスの純度から、それぞれの酸素分圧を計算してみれば分かります。
極薄い酸化膜なので、そのままでも実用性能に影響しないと思います。
回答No.1、訂正します。
「窒素ガス冷却で酸化します」を「真空加熱中に酸化します」に。
kuroneko2020さん、ありがとうございます。
仰る「アルミの優先酸化」を防ぎたいと考えています。例えば一度高真空(1×10^-3Pa以下)まで真空引きした後にArガスを大気圧以下まで入れるパーシャル熱処理を行なうなどした場合、アルミの優先酸化を防ぐことはできますでしょうか?
2021/09/27 10:53
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