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SNS304ボルトの剪断耐荷重の表はある?
2023/10/20 21:38
- ステンレスボルトの中でも代表的な物であるSNS304ボルトの剪断耐荷重について、具体的な数値の表は存在するのでしょうか?
- SNS304ボルトの剪断耐荷重には工事や建築などの分野で重要な役割を果たしており、その性能を正確に把握する必要があります。
- もし剪断耐荷重の表が存在するのであれば、それは設計や施工の参考になるだけでなく、安全性の確保にも寄与します。
ステンレスのボルト
2021/11/27 16:52
sns304ボルトの剪断耐荷重の表ってありますか?
回答 (4件中 1~4件目)
回答(2)(3)再出
>①せん断による耐力は、設計士の安全率によって決まるって事ですか?
>②ボルトサイズでの、引っ張り強さの違いはあります?
①建築基準法が適用される場合であれば、せん断力に対する許容応力度は、施行令で一律に規定されているようです。次のURLを参照してください。表に記載されている「F」は基準強度です。
許容応力度は、加わる力が短期の場合と長期の場合で異なりますのでご注意ください。
基準強度は、次のURLの資料に記載されています。
https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/pdf/201703/00006510.pdf
強度区分がA2-50、A4-50のステンレスボルトの場合、210 N/mm2です。せん断に対して換算すれば、121 N/mm^2ということです。
http://www.jssc.or.jp/ssba/generalize/generalize.html
建築基準法が適用されない場合は、質問者さんご自身でお調べください。
② SS400のような鋼材の場合は、板厚40mm以下と40mm超の場合で基準強度が異なります(JISの規定に由来している筈)。ステンレスの場合は、このような差異は設けられていないようです。
余計なお世話とは思いますが、上記の内容は、許容応力度や基準強度の話であって、径の太いボルトの方が大きな力に耐えるのは言うまでもありません。
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回答(2)再出
ステンレス鋼製ボルトの規格には、せん断力の規定はありません。
仮に、A2-70(鋼種区分-強度区分)のボルトを選定した場合、引張り強さは700 MPa、0.2%耐力は450 MPaが規定されています。
せん断強さは、この1/√3として、それぞれ404 MPa、260 MPa程度と捉えたらいいと思います。
どちらの値を基準とするか、安全率をどのように設定するかは、適用法規があれば法律に従い、法律がなければ業界や貴社の設計ポリシーに従うということと思います。
https://tomitarashi.com/a2-70bolt.html
なお、ボルトにせん断力が加わるような設計であれば、上記A2-70のような強度規格に従った製品ではなく、無規格品を利用なさるかもしれません。使用する素材が、JIS G 4303 ステンレス鋼棒に適合しているとすれば、引張り強さは520 MPa、0.2%耐力は205 MPaです。せん断強さは、この1/√3として、それぞれ300 MPa、118 MPa程度と捉えたらいいと思います。
https://tec-note.com/1774
建築基準法の考え方では、せん断に対する許容応力度は、引張(曲げ)に対する許容応力度の1/√3ですので参考になさってください。
http://best.life.coocan.jp/k-rei/rei03/08/03/rei_090.html
引張に対する許容応力度の1/√3という考え方は、材料力学的に根拠がありますが、適用法規が異なる場合はこれと異なる考え方の場合もありますので、設計する設備に適用される法規が何であるかを確認なさることをお勧めします。
https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/machine_design/md05/c1309.html
補足
2021/11/27 20:02
ありがとうございます。
こちらで何処を見たらわかるのでしょか?
補足
2021/11/28 13:00
無知でごめんなさい
①せん断による耐力は、設計士の安全率によって決まるって事ですか?
②ボルトサイズでの、引っ張り強さの違いはあります?