このQ&Aは役に立ちましたか?
ヘリカル加工の方向について
2023/10/20 23:22
- ヘリカル加工をする際、アップカットかダウンカットを選択できるが、デフォルトはアップカットになっている。
- 一般的にはヘリカル加工はアップカットを行うことが一般的である。
- マシニング担当者への問い合わせでは、特に意識していないようだ。
ヘリカル加工の向き
2022/02/18 13:55
エンドミルでヘリカル加工をする時にCAMソフトでアップカットか
ダウンカットを選択できるようになっていますが
デフォルトでアップカットが選択されています
通常、ダウンカットのみでプログラムを作っているのですが
ヘリカル加工はアップカットをするのが常識なのでしょうか?
マシニング担当者に聞いても「意識したことないなー」との回答でした
回答 (1件中 1~1件目)
金属の場合
DOWNカット 切削抵抗で 入り際に 刃物が逃げるように 力がかかるので 壁面は 食い残しが発生します
UPカットの場合抜け際に 切削抵抗で刃物はワーク側に傾き 壁面は食い込みます
削り加工は削ったら元に戻らないので DOWNカット側を使用します
壁面はどんなに取り代が少なくても逃げ方向に働くため 片持ち刃物に宿命でテーパーは完全に取り切れません
しかしUPカットは刃物剛性と斥力が釣り合った場合 まっすぐな壁面になるので 仕上げ一発加工時UPで回すと 壁面は真っ直ぐになります
この時刃物径は重要なパラメーターになります
また加工面もUPカットの方がよいです
⇡
ややこしいので説明は省きます
柔らかい材料の場合 あまりこの話は起きないので
木などはUPで加工します
斥力より刃物剛性の方がはるかに高いため
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2022/02/19 11:16
回答ありがとうございます
CAMソフトのデフォルトに惑わされてました
(当方、金属加工会社でした)