画面下側のピントが合わない

スクリーンの傾きをあえて変えると、プロジェクターに垂直に投影できます。

プロジェクターの位置が固定の場合、スクリーンの傾きを変えないと、中心までの距離と四隅までの距離に差ができすぎて、レンズでピントを中央と四隅を同時に合わせることができないのです。

スクリーンの傾きのせいで四隅のうち、遠い隅があると、そこまで光が広がって台形になるのと同じ理由ですが、台形になるのは投影する画像をプロジェクタが逆に歪めた状態で投影して長方形にすることができます。

しかし、レンズでピントを合わせるのは、レンズから四隅までの距離を等しくしないと、レンズの性質上、無理なのです。そこで、スクリーンの傾きを変えて、レンズから四隅までの距離を等しくなるようにしてからピント調整するのです。

ピントが合わないのは、プロジェクターの投影部からスクリーンの画面上と下までの距離が違うからでしょう。
本機にはそれを補正する機能があるようですから、取扱説明書の「投写映像を調整する」で調整しなければならないのでは？

方法は説明書をご自分でお読み下さい。