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投資信託
2014/12/31 15:08
はじめまして。何年か前にUFJ銀行でピムコグローバルハイイルード債を買いました。毎月分配なので今まで結構な分配金をもらっていて、今で500万近い利益が出ていました。そこで質問なのですが、まだこの債券は持ち続けるべきでしょうか?それともまだ持ち続けて分配金をもらい続けた方が良いでしょうか?
これからもし元本割れをおこすようでしたら売った方がいいでしょうし、逆に上がっていくならまだ持っていた方が良いでしょうし、、
詳しい方教えて下さい。よろしくお願いします
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こんにちわ。
貴方がお持ちのピムコグローバルハイイルード債の内容を、目論見書で確認しました。手数料情報と利益情報は、以下の通りです。
3.240% 購入時手数料
1.512% 信託報酬
0.300% 留保額
5.756% 過去10年の単年度利率
http://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/922044/922044_20140909.pdf
投資信託とは、プロにお金を預けて、自分の為に資産を運用してもらう制度です。ですので、当然にプロに手数料を支払う必要があります。投資信託の手数料は、大きく分けて三つあります。入り口で払う購入時手数料、毎年払う信託報酬、出口で払う留保額の三つです。
当該ファンドの利率は、5.756%年です。2004/9/30に投資した10,000円が2014/9/30に17,500円になったと目論見書に記載されています。10年で1.75倍なので、単年度利率は5.756%です。1.5756の10乗が1.75です。1.75の1/10乗が1.5756です。
貴方が負担した手数料と手にした利益の良し悪しの判断は貴方次第です。参考までに、小生お気に入りの投資信託VTSAX(アメリカ株・全サイズ・全業種・受身運用)と比較しましょう。
0.00% 購入時手数料
0.05% 信託報酬
0.00% 留保額
8.10% 過去10年の単年度利率(10年で2.18倍=1.081の10乗)
https://personal.vanguard.com/us/funds/snapshot?FundId=0585&FundIntExt=INT#tab=0
貴方が持っているファンドは、ハイイールド債権ファンドです。目論見書に「投資は購入時にB格相当以上に、、、」とあります。B格なので、要するに安全性が「普通以下」の会社の債権です。安全な会社の利率は低く、危ない会社の利率は高いのです。ハイイールドは「高い利率」という意味です。
実はココだけの話ですが(?)、安全性が普通以下の会社が発行するハイイールド債権より、安全性が抜群の会社が発行する株の方が、はるかに安全です。そしてはるかに儲かる。日本人は何故か「ハイイールド」の言葉に惹かれますが、「ハイイールド」の利益はぜんぜんハイではない。かなりのローです。10年で僅か1.75倍、20年で3.06倍です。比較したVTSAXは10年で2.18倍、20年で4.75倍です。差はどんどん広がります。
貴方は「元本割れをおこすようでしたら売った方がいいでしょうし、逆に上がっていくならまだ持っていた方が良いでしょうし、」と書いています。しかし、元本割れを起こすようなら論外ですし、上がっていてもその上昇は微々たるモノ、それが債権です。危険で儲からない債権とはお別れして、安全で儲かる株に引っ越す方が賢明です。
健闘を祈ります。
他の方もおっしゃってますが、この商品に限らず未来のことが分かる人はいません。保有か売却か、ご自分で判断出来ず、会ったこともない掲示板の回答に頼るくらいなら決済した方がよろしいかと思います。利益が出ているのは「たまたま」でしょう。