温度測定器の用途とは？

>>今時スマホにつけた熱画像カメラでサーモグラフィを取るのは簡単なのですが
　そのあたりは精度や正確性、解像度などの話になります。用途的にそうしたレベルのデータが必要なら、それなりの価格の機器が必要になりますし、あまりにオーバースペックならば無意味です。
　このあたりは部外者には分からない話です。業務を引き継いだ立場で用途不明なら、とりあえず機材の存在と使い方を理解しておけば良いと思います。
　ちなみにサーモグラフィーに限らず、測定機器は設定次第で測定値が変化しますから、もし使う事になった時に慌てないよう、あらかじめ準備しておく方がベターです。

　あとは、もし購入時期が昔であるなら『その時代にはスマホでは必要な性能が確保できなかった』もあり得ますね。

＞スマホにつけるタイプの温度カメラでできないんでしょうか？
できるできないの問題で言えばできるでしょうが、このような測定器を使って測定をする、ということはそれなりの精度が必要で、きちんとした較正（校正）が行われているという正確性も求められる測定になるはずです。
スマートフォンに着けるタイプの温度カメラ、だと校正もなにもあったもんじゃないですし、精度も「それなり」でしかありません。

以上、ご参考まで。

　サーモグラフィーですね。非接触で対象物の温度が可視化できます。
　用途は幅広いです。例えば物体に電気が通ると発熱するので、配線の通電確認にも使えますし、異常発熱を検知して機械の故障を見つけるのにも使えます。
　単純な測定精度で言うと各種温度センサーの方が良かったりしますが、分かりやすく記録もしやすいのがメリットですね。

こんな感じで機器の温度分布などを測ります