バッテリーの電圧について

> 満たんと空の違った公称表示
ここに誤解があるようです。
どの電池も公称電圧は1つだけです。
公称電圧を記載するか、満電圧(最大電圧)を記載するか違いです。
公称電圧表記が一般的ですが、それを義務付ける決まり事が無いために満電圧を記載しているケースがあるだけなのです。
1社が満電圧記載を始めると公称電圧記載の商品が劣っていると錯覚する消費者が出るため、競争上しかたなく満電圧表記する場合もあるでしょう。

ちなみに、
満電圧(最大電圧) ： 公称電圧 ： 放電終止電圧　は
ニッカド＆ニッケル水素 1.3 : 1.2 : 1.0
リチウムイオン(リポ) 4.2 : 3.7 : 3.0
マンガン電池 1.7 : 1.5 : 1.0
ぐらいです。

リチウムイオン二次電池の公称電圧は3.7V(一部3.6V)です。
リチウムポリマー二次電池はリチウムイオン二次電池の一種です。
リチウムイオン∋リチウムポリマー
どちらも公称電圧は3.7Vです。

この公称電圧はあくまでも目安の電圧で、実際の電圧とは違うのがポイントです。
リチウムイオン二次電池の満充電状態での電圧は4.2Vぐらいなので、4.2V * セル数の電圧表記も間違いではありません。

要は売り方の問題です。
特に中国系の企業は4.2Vとして記載することが多いようです。

マンガン電池1.5V、ニッカド1.2V、鉛蓄電池2Vはいずれも公称電圧です。
満電圧はそれよりも1～2割高いですが、こちらはほとんど公称電圧表記ですね。

お礼

2023/08/03 19:43

ありがとうございます
公称と言われてしまうと、そうですかとしか言いようが有りませんが、何故 満たんと空の違った公称表示なのでしょうか。
という質問でした。

質問者