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2023/10/05 18:09
銅(C1020)の丸棒を潰して、約15mm×1mmの断面になる様に潰したいと考えております。
その際の丸棒の設定は潰し後の断面積と同等の径であれば問題ないでしょうか。
(欲しい断面が15mm2なので、φ4.4mmで良いでしょうか。)
見込みを入れる必要がある、そこまで潰すことは難しいなどアドバイス頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。
回答(1)再出
手許にあったΦ1.6の銅線をハンマーで叩いてt0.4まで潰してみたところ幅は3.0程度でした。Φ1.6の断面積2.0mm^2が、1.2mm^2まで減少したという結果です。この原因は、銅線の長さ方向にも伸びたからと考えられます。
この例を参考にすれば、厚さを径の1/4程度まで潰す場合は、断面積が60%程度になるので、Φ4.4の丸棒を厚さ1mmに潰した場合幅は9mmになると推測できそうです。
約15mm×1mmの断面が必要であれば、潰し加工による断面積の縮小率が変わらないとしても、上記よりも15mm/9mm≒1.67倍の素材断面積が必要と推測されるので、Φ4.4×√1.67≒Φ5.7程度の素材径が必要と思われます。
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潰しの方法によって状況が異なる可能性がありますが、潰しの工程で丸棒はその長さ方向にも伸びると考えられます。
従って、φ4.4mm丸棒を厚さ1mmになるように潰した場合、幅は15mmにはならずに15mmより狭い幅になると想定されます。
Φ4~5mm程度の銅丸棒であれば、金床の上でハンマーで叩けば容易に潰せますのでご自身で実験的に確認することができると思います。
ジグ(金型)を使って、長さ方向にも伸びるとを規制する加工法を使えば、φ4.4mmに近い材料で約15mm×1mmの断面が得られると思います。
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2023/10/06 07:30
検証までして頂きありがとうございました。
参考にさせて頂きます。