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ALBC2に変わる材料、表面処理とは?
2023/09/06 16:41
- 現在、ALBC2(アルミニウム青銅鋳物JIS H5120)を使用している箇所に、アルミや銅依存でない材料及び鉄+表面処理での代替を検討しています。
- 材料のみで対応可能なものがあれば助かりますが、発見できていません。
- 鉄+表面処理の場合、無電解ニッケルメッキ、窒化処理などが候補として挙げられますが、実績がないため決めかねています。
ALBC2に変わる材料、表面処理について
2008/04/10 16:39
お世話になります。
現在、ALBC2(アルミニウム青銅鋳物JIS H5120)を使用している箇所に、アルミや銅依存でない材料及び鉄+表面処理での代替を検討しています。
使用状況は、鉄(SM490)の長柱がコの字型のケースの中をスライドする構造で、摺動面にALBC2を取付ています。
必要な性能は、長柱の押さえと摺動性の確保、また、高荷重を受けるため490N/mm2以上の強度を必要とします。
材料寸法は
A.約1200×80×10:取付穴及びグリス溝加工あり
B.約700×30×20:取付穴加工あり
C.約700×20×40の角部1箇所に700×10×25を削ったL字型:取付穴加工あり
です。
材料のみで対応可能なのもがあれば助かるのですが、当方では発見できません。
鉄+表面処理の場合、表面処理は全体でも、摺動面のみでも可です。
寸法関係では、長ものなので、曲がりが気になります。
当方でも、無電解ニッケルメッキ、窒化処理など案は出ているのですが、いずれも実績がないため、決めかねています。
できましたら、コストや納期(5000円/1kgぐらい、3週間ぐらい)などざっくりで十分ですのでご教授頂ければ幸いです。
ちなみに、製作予定数は上記A~Cが各2ヶです。
皆様、ご提案、アドバイスありがとうございました。
オイレス工業殿に相談すると同時に、ニッケルメッキ品の2面で行うことになりました。
質問者が選んだベストアンサー
アルミニウム青銅の加工と使用した経験があります。
確かに加工しにくい材料です。
しかし、砲金の仲間ゆえ、高加重、相手の面粗さが良くなくて擦り取るような条件、一時的な油切れをも、ある程度耐えてくれる材料ですね。
これには、その材料強度および異種金属ゆえのカジリにさ故だと思います。
したがって鋼系統での置き換えはかなり慎重であるべきだと思います。
候補に挙がった無電解ニッケル(硬化熱処理)やハードクロムめっきは有効でしょう。
しかし、ごく少量でその評価をやって変更することが必要でしょうか?
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
材質や表面処理の事とは違いますが、
弊社でSUSスクロールチャック5#を発注した時にメーカーさんは
焼き付きの問題ありとの返事で、製作を嫌がっていましたが
弊社が支給した油・グリスの使用で問題なく納入出来たことがあります。
焼き付きには非常に効果的な油・グリスを紹介しておきます。
お礼
2008/04/11 14:51
違う方向からのアクションもありですね。表面処理方法と合わせて考えてみます。
アドバイスありがとうございました。
以前お願いした所です。摺動性及び硬度が非常に良い表面処理です。
新機能性アルマイトらしいです。
お礼
2008/04/11 11:57
アドバイスありがとうございます。
硬質アルマイトを超えて摺動性が良いものも開発されているんですね。
ただ、今回はアルミや銅由来が使えないので残念です。
表面処理ですが ご参考に Hp添付しておきます
お礼
2008/04/10 17:14
アドバイスありがとうございます。まだまだいろいろな技術があることに感心するとともに、自分の未熟さを痛感します。
お礼
2008/04/11 13:08
アドバイスありがとうございます。
おっしゃるとおり、異種金属の特性を利用しての使用状況なのです。
が、客先要望とあれば仕方なく…。