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基板の腐食(緑青?青サビ)について。
2024/04/16 10:09
手前側、両端の青っぽい部分について質問が③つあります。
「質問①まずこれらは「緑青」と呼ばれるモノで間違いないでしょうか?」
左側、DC INジャックの部品が基板裏に付いておりその周りに青っぽいものが大量に付着してました。分解したら、ジャック差し込む内部にも青っぽいのが入りこんでいました。
右側、周辺にはチップ抵抗・チップトランジスタ・チップコンデンサが付いておりました。
質問②左側(DCジャック部)と右側(電子部品)がそれぞれ、こうなった原因を教えてほしいです。
質問③右側の青っぽいのを削いで落としたら、パターン?が途切れたり、剥がれてしまいました。銅線ではんだ付けしたら修理可能ですか?他にやり方があるんでしょうか?
こちら初心者なので、詳しく教えて頂けたらありがたいです。
宜しくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
> 5.6kΩのチップ抵抗をさっきテスターで測定したら、「11kΩ」と出ました。これは壊れてますか?もうひとつあったチップ抵抗(470kΩ)は「460kΩ」でした。
画像右側の抵抗でしょうか。実装状態では値は低くはなっても高くはならないですね。使えなくなっている気がします。470kΩは誤差範囲と考えてもいいかもしれません。
画像をじっくり見ているんですが。
スルーホールがあるということは裏側にもパターンがありますよね。そちらの面はどうでしょうか。画像の右側を見る限り厳しいと想像しますが、その兼ね合いもあります。
チップ部品の下の、基板の表面は汚れたままではないでしょうか。またチップ部品も基板に面した側は掃除ができません。一旦部品を外して掃除をすることになりますが、チップ部品は1度のハンダ付けのみ、性能が維持される仕様です。
パターンのつなぎには特別な技術はなく、つなぐ相手が平たいだけです。パターンが剥がれた部分は切り取り、基板に張り付いている箔のレジスト被膜(緑の塗料)をカッターやマイナスドライバーなどで削り取り、銅の表面をむき出しにして溶けたハンダを乗せてみます。しっかりハンダが付けばOKです。
もう一方も同様に処理して、間を細いリード線でつなぎます。レジスト皮膜は取れているようで取れていないことが多く、これでもかというくらい削りました。アルコールでは溶けません。だいたいが狭いところですし、不器用な私はけっこう苦労しました。
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その他の回答 (9件中 1~5件目)
回答No.4です。回答No.4のお礼についてです。
>さきほど、ひとつのチップ抵抗(5.6kΩ)をテスターで測定したら、
>11kΩと表示されました。これって、もうチップ抵抗が壊れてる?って
>ことで合ってますか?
内部で断線しているか、腐食によって抵抗値が高く見えているのだと思います。断線していても、別の回路で端子間がつながっている場合は、抵抗値が見える可能性があります。
部品として正常なら、基板に実装した状態で抵抗値が実際より低く見えることはあっても、高く見えることはありません。
お礼
2024/04/16 23:33
返信ありがとうございます。
チップ抵抗は取り外して、個体で測定しました。
お話の内容でいくと、これは完全に腐食なり断線で抵抗値が実際の規格値より高く出ているわけですね。
銅箔テープは粘着剤がついている部分を貼り付けても 電気が通じないので それを間違えないようにくっつければいいと思います。
お礼
2024/04/16 17:12
ありがとうございます。すみません、やっと理解できました。
基板にある元の銅パターン?と接触する部分がちゃんと通電しないといけない訳ですよね。
そしたら最初に言われてた方法のが良いかもですね。
1.緑青ですね。銅の化合物です。
2.水が入り込み、電圧がかかっていたので電気分解(電蝕)が起こった。あるいは乾電池から漏れた電解液が浸透し腐食した、等が考えられます。銅は水がかかっただけでは簡単に腐食しません。
3.修理は不可能に近いと思います。画像の腐食の程度から、両面にわたって浸食されていると思われ、スルーホールや高抵抗回路(470kΩのチップ抵抗が見えます)など複雑で、回復は難しいです。
腐食物をすべて剥ぎ取り、プリント基板を本来の絶縁を有するまで洗浄し、浸蝕に遭っている部品はすべて交換する(使える部品もあるかも)必要があります。
M+と印刷されたランドから黄色のリード線が出ています。モーターにつながってますか? ラジカセのようなもの?
DCジャック付近にB+の記号が見えます。乾電池ボックスがつながってましたかね?
お礼
2024/04/16 16:34
ありがとうございます。
腐食するにはさらに電気的な作用も加わって緑青が発生する感じなんですね。これジャンク品で購入したのですが、見た限り乾電池からの漏れは無さそうでした。
いま、錆のあった部分の電子部品を取り外して、無水エタノールで磨いて掃除はしてあります。
5.6kΩのチップ抵抗をさっきテスターで測定したら、「11kΩ」と出ました。これは壊れてますか?もうひとつあったチップ抵抗(470kΩ)は「460kΩ」でした。
その通りです。黄色リードはモーターにつながる配線です。
カセットプレーヤーです。
補足
2024/04/16 16:40
すみません、見落としてました。
【DCジャック付近にB+の記号が見えます。乾電池ボックスがつながってましたかね?】
→そうです。乾電池の+側と接触するようになってました。ここと-側、ボックス内にも溶解液?の漏れた後などは見られませんでした。
良ければ、パターン剥がれの修復方法などもご教示頂けたらと思います。
プリント基板は線が細いので 器用な人でないと はんだ付けは困難です。
紙のように薄い銅板をはさみで切って 接触面を長めにして 端っこを接着剤でくっつけます。接着剤のついていない部分で電気的接触ができるように粘着テープで上から押さえるようにくっつける。
紙のように薄い銅板はamazonでもあります。
お礼
2024/04/16 16:22
ありがとうございます。
やはりはんだ付けでは難しいですよね。
調べたら良さそうな感じでした。銅箔テープとかでも良いんですかね?
>質問①まずこれらは「緑青」と呼ばれるモノで間違いないでしょうか?
緑青で間違いないと思います。銅パターンに発生したのでしょう。
>質問②左側(DCジャック部)と右側(電子部品)がそれぞれ、こうなった原因を教えてほしいです。
筐体の端の部分なので、筐体の合わせ目から水分が侵入して錆びたのだと思います。
>質問③右側の青っぽいのを削いで落としたら、パターン?が途切れたり、剥がれてしまいました。
>銅線ではんだ付けしたら修理可能ですか?他にやり方があるんでしょうか?
何らかの導線で接続すれば問題ないと思います。
正常動作させるには、部品交換が必要である可能性が高いです。
お礼
2024/04/16 16:18
ありがとうございます。
さきほど、ひとつのチップ抵抗(5.6kΩ)をテスターで測定したら、11kΩと表示されました。これって、もうチップ抵抗が壊れてる?ってことで合ってますか?
お礼
2024/04/16 23:46
返信ありがとうございます。
そうです、右側に付いていたチップ抵抗の部品になります。
ちなみに、取り外して個体で測定しました。やはり片方は壊れているんですね。
裏側にもパターンがあります。ただ、表面ほど酷くは無く、一部パターンの腐食があるくらいでした。
腐食した部分のチップ電子部品は取り外したのですが、汚れがたしかにあって掃除しました。
とすると、取り外したチップ電子部品はいちおう取って置いているのですが、再使用は避けた方がいい感じですね(上記の壊れたチップ抵抗は当たり前として)。
なるほど、ただ導通ができていれば良いっていう感じですね。
ただ他の方の回答を見る限り、はんだ付けは難しそう(パターン間の間隔が狭い)なので、nagataさんのやり方も参考にしてみようと思います。