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ロー付歪み取り
2024/05/28 18:39
45CやSUS板(t6㎜)材に超硬(t2㎜)をロー付けしています、
徐冷後の反り修正の方法が解かりません。
※OKWAVEより補足:「技術の森( 溶接・組立技術)」についての質問です。
回答 (4件中 1~4件目)
> 板材の面ロー付けの為、ガス炎か高周波加熱装置でないと仕事に成りません。
率直に申しますと不可能です。
上手いこと反りを修正できたとしても、残留応力が残りますので製品としては使い物になりません。
超硬を板ではなくチップ状に並べるとか、ロー付けではなく超硬溶射にするとかなど
根本的な見直しが必要です。
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超硬合金は一般に線膨張係数が小さいです。
物によって違いますがだいたい5[10^-6/℃]前後です。
一方、ステンレス-特に18-8ステンレスは線膨張係数が大きいことが有名です。
18-8ステンレスは18[10^-6/℃]位です。
ですから旧来のロウ付けのやり方だと反りは出ます。
反りを修正すると割れるでしょう。
レーザーブレージング接合なら母材の加熱を最小限に抑えることが可能らしいです。
https://www.j-trec.co.jp/company/070/05/jtr05_076-081.pdf
補足
2024/05/30 15:15
ご教授有難う御座います。
板材の面ロー付けの為、ガス炎か高周波加熱装置でないと仕事に成りません。
ロー付け後の平面度が必要な為、困っています。
現状、油圧で押していますが超硬にクラックが入ってしまいます。
治具を外すと一瞬で反りが出ると言う事ですが
反の修正は熱して反りを取るのが通常のやり方ですからロウ付け終期に均等に熱が加わった状態にすれば反りが出ないはずです。
職人技です。
補足
2024/05/29 09:44
ご回答ありがとうございます。
ロー付け終了時は反りが無いのですが、徐冷後、収縮率の関係か
反りが出てしまいます。
補足
2024/05/30 18:31
色々とご教授頂きまして有難う御座いました。
もう少し悩んで見ます。