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鉄とステンレスの電蝕について
2023/10/12 14:31
- 鉄筋の間にステンレスのアンカーボルトを設置する場合、鉄とステンレスの間で電蝕が起こる可能性があります。
- 電蝕は長期間の接触によって発生し、双方に悪影響を及ぼすことがあります。
- そのため、適切な絶縁措置や防食処理を行う必要があります。
鉄とステンレスの電蝕について
2001/11/02 17:56
はじめて質問させていただきます。当方建築業をしている者ですが、鉄筋の間に
ステンレスのアンカーボルトを設置するのですが、鉄とステンレスの間に電蝕が
当然起こりうることと 思いますが 実際どのようなことが起こるのでしょうか?
お互いが触れているだけで長期間おくとどちら側に悪く影響するのでしょうか?
教えてください。 よろしくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
ステンレスは鉄、ニッケル、コバルトの合金です。これと鉄が触れると接触部にて異種金属間における電圧が発生します。これはイオン化傾向の順列で発生するものであり、鉄の方がイオン化し易いため鉄が酸化すると思います。また、湿気があるとイオン化した不純物(一般的に塩素イオン等)の存在にてその傾向は著しくなるはずです。これは一種の電池反応であり、鉄が酸化反応により溶解(錆びる)するはずです。鉄筋とアンカーボルトが接してなく、絶縁されていれば腐食は起こりません。
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ステンレスは一般にニッケルとクロムを合金化したものですから、鉄と比較すると、貴な金属になります。だから錆びにくいのです。
亜鉛めっき鋼板を考えていただくとわかりやすいと思うのですが、鉄より卑な金属である亜鉛の方が先に腐食して、鉄を守っています。
この場合ですと、ステンレスより卑な鉄のほうが腐食していきます。
ただし、これはあくまで電気化学での理論であって、コンクリート材の中のような実際の反応については、私はよく知りません。
お礼
0002/11/30 00:00
回答ありがとうございました。
一応 鉄筋とアンカーとの接触部分にテープ等を巻き絶縁させて
コンクリートを打ちました。やはり触れてはいけないんですね。
また 何かありましたら お願いいたします。