ベアリング部材の計測・検査について

　すみません、以前の回答は的外れでしたね(加工機の事を書いてしまいました)。
　専用測定機の製作で一番有名なところは「日本ゲージ(ＪＧＣ)」です。横浜にあります。

　ＴＥＬ：０４５－５８１－３７６２

前記事補足
測定機は完成ベアリングは勿論のことですが、個々のパ－ツ測定機も製造しています。

弊社のお客様でベアリングの測定機を含む測定機専門メ－カ－を紹介します。
(株)東精エンジニアリング（東京精密グル－プ）
TEL 05613-2-3605（本社工場　愛知県） 担当者　南　次長
今は土浦工場にいます。名刺が見つからないので上記のTELで確認して下さい。
*備考　
弊社は自動車部品（カムシャフト・ブレ－キディスク等）の測定機を設計しましたがベアリング関連の測定機の設計はしたことはありません。

*参考
これも弊社のお客様で、ベアリングの内輪と外輪の剛球が接触する面の超仕上げ（鏡面かつ硬化させる）をする機械を製造している会社を紹介します。
本機については弊社も協力させて頂いております。
(株)小木製作所（本社工場　茨城県）
TEL 0299-48-3511 担当者　小原さん

　精密加工を行う上での基本プロセスは、
１．加工
２．検測
３．洗浄
です。これは変えれません。負荷に対する設備構成は
０．個産ライン(各工程共用)…数百台／月(←あくまで目安)
１．個産ライン(各工程独立)…数千台／月
２．１の着脱・搬送を自動化した合理化ライン…数万台／月
３．専用機による作り込みラインｏｒ複数ライン…数十万台／月
となりますが、これらの内どれを選択するかは、
・設備償却費
・人件費
・金型費
・動力費
・消耗品費
をしっかり算出して、投資効果を見てから決めて下さい。

数量による差はよく分からないのですが、大手量産メーカーさんの主要品種の場合は、全数内面研削時にインプロセスで内径を計測しながら加工（多少の傾向制御しながら）し、その直後に再度計測し選別しています。
このときのときの計測基準はワークマスターによる内径偏差測定です。
内輪内径、外輪内径及び直径法の2点による真円度は全数計測ですが、軌道径や面粗さは抜き取り検査、場合（モノ）によっては黒皮残り、内面キズを全数検査している種類もあります。
少し的がはずれているかもしれませんが、何かの参考までに。