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2001/07/26 13:12
真空中で使える鋳物を探しています。
アルミ、ステンレスです。
表面処理で対応してもいいです。
教えて下さい。
その後どうなったのでしょうか?
問題が解決したなら締め切りませんか?
それと結果を教えていただけると助かります。
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真空部品、高耐圧ガス部品などを、アルミニュウムダイカスト、その他金属の鋳造品で制作する事は、現在はそんなに珍しい技術では有りません、確かにピンホールの発生は有る程度避けられませんが、この出来てしまったピンホールを埋めてしまう技術があります、この技術を含浸処理と言います。
簡単にこの処理の方法をご説明しますと、
1)まず出来上がった鋳物を、含浸タンク(真空-加圧タンク)にセットし、
2)このタンクの中を真空として、鋳物のピンホールから空気を追い出し、
3)次に、このタンク内に含浸剤(メタクリル系樹脂)を吸引、そして加圧する事により、鋳物のピンホール内にこの含浸剤を封印します。
4)この鋳物を、含浸タンクから取り出し、表面を洗浄し、加熱硬化させて終了です。
この方法で、真空部品としては、放射線機器部品、コンピューター部品等、耐圧力部品としては、燃料ガスメーター、カークーラーコンプレッサー、自動車エンジン本体、ミッションケースその他、殆どの量産型の耐圧部品には採用されている技術です。
始めまして。
真空チェンバー・半導体装置等製作・鋳造もしております。どのような形状か教えて下さい。
又真空度・清浄度・パーティクル・表面粗等判れば可能か判断出来ます。
スクイズキャスト品ならブローホール対策としては期待できるのではないかと思いますが、いかがでしょう。
ただ、どのような鋳造方で作るとしても量産品の品質保証をどうするかが問題になりそうな気がします。
圧力をかけて製品から抜ける空気の量のを検査するのは容易いですが、
真空に引いて製品内にどれだけの空気が入っていたかを検査するのは…真空に引く手間と時間、加えてシールの正確さも絡んで
某TV局で番組が1本できるほど困難なことだと思います。
0002/11/30 00:00
回答ありがとうございます。
スクイズキャストについては調べて見たいと思います。
それとは別に
真空中で使用する部品を量産しているメーカーが1社見つかりました。
そこでテストピースを製作して真空特性を調べる段階に来ています。
本当にアドバイスありがとうございます。
巌浸(がんしん)法はご存知でしょうか?簡単に説明しますと密閉された箱の中に材料と嫌気性接着剤(空気を遮断すると固まる)を入れ高真空にします。そうすると材料の中の空気は次第に取り除かれ、その後に大気開放した瞬間に接着剤が中に入って固まってしまいます。空気又は水分を吸収して後々に不具合になる可能性がある材料には良く用いられる方法だそうです。アルミの鋳物にも使われています。名前は忘れてしまいましたが有名接着剤メーカーで行っていると記憶しています。ご参考までに
0002/11/30 00:00
遅くなりましたが回答ありがとうございます。
巌浸法には興味がありますので調べてみます。
これからも宜しくお願い致します。
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2003/06/25 08:59
回答ありがとうございます。
締め切るのをうっかり忘れていました。
状況はあまり詳しく説明出来ませんが、
ロストワックスメーカーと共同で進めています。
材料を製作する段階から管理をする事で
かなり対応出来る事が解ってきています。
ありがとうございます。