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2001/06/13 19:24
アルミダイキャスト品を水溶性加工液にて切削加工ご湯洗浄を行い、その後時間経過と共にアルミダイキャスト表面に白錆びが発生します。
どうすればこの白錆び発生を防ぐ事が出来るか教えてください。
アルミは通常酸化皮膜が表面にあり削った場合でもすぐに酸化してしまうのですが空気ではなく水分が表面にあると水酸化アルミニュームを形成します。時間が経過すれば表面から中に急速に進行するという性質がある金属なので一度発生した場合にはなかなか取れません。ですから切削液は水溶性ではなく油性が効果的なのです。脱脂後空気中に放置すれば酸化してしまいますので“白い粉”は出ません。材料によって切削液やその他条件を変える事はある意味当然だと考えます。御参考までに
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対策は簡単に出来ます。
水分のついたダイキャスト品を空気中に長い間放置すると
参加されて白い粉がつきます。
一番簡単な方法は大きなポリエチレンの袋に気化性防錆紙
を一枚B5程度を入れて密封すれば長期在庫になっても大丈夫です。
私は濡れ雑巾をいっしょにいれて半年テストしましたが
錆は発生しませんでした。
0002/11/30 00:00
大変参考になりました。早速テストしてみます。
おはよう御座います。アルミにおける錆びの対策ですが、当社でも
同様な現象が出ておりました。当社の場合は、水溶性から、鉱物油に
加工液を変更し、出なくはなりましたが、加工性が悪くなり、元の水溶
性に戻し、アルコール系でラフ洗浄をし、水分のみを除去し、その後、
炭化水素系で洗浄し、錆びの問題は解決いたしました。参考まで!
0002/11/30 00:00
大変参考になりました。早速試してみます。
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0002/11/30 00:00
有難う御座います。油性を試してみます。