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クロムメッキについて
2023/10/12 18:39
- PCの材料での成形時に金型に食らい付き防止にクロムメッキをかける理由とは?
- クロムメッキとは、PCの材料成形時に金型に付着するのを防ぐために行われる表面処理の一種です。
- クロムメッキは、金属の表面にクロムをめっきすることで、金属の耐食性、耐摩耗性、外観の美しさを向上させる効果があります。
クロムメッキについて
2001/03/16 17:16
PCの材料での成形時に金型に食らい付き防止に
クロムメッキをかけると聞きましたが、
どうしてでしょうか?
又、メッキとはどういった物ですか?
回答 (2件中 1~2件目)
表面処理側から回答させていただきます。
クロムめっきは、皮膜の耐食性がよく、硬いものとして利用されています。厚さは、摩耗量との兼ね合いですが、数100μmくらいも可能です。ただ、こうした厚膜の場合、再度研磨が必要でしょう。
厚さの均一性は、確かに良くありません。水溶液の中で電気を流すので、目的の品物の形状によって、電気の分布が変わってきますので。
これは、磁石の上に蹉跌を撒いた状態を想像していただくとわかりやすいでしょうか。金型のような1品ものだと、専用の治具・対極を用意し、均一化しますが、これはめっき業者のノウハウになります。
めっきでは、クロムめっきのほかにも、無電解ニッケルめっきが金型に利用されます。この場合は、電気を使用しない化学的な処理なので、厚さは均一にできます。
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キャビティやコアなどの型材の表面に、硬質クロームメッキを行うことがあります。
目的は、錆を防ぐ、表面の硬さを増す、平滑な光沢面によって表面粗さを改良しすべり(離型)を良くするために行います。
メッキの方法は、水溶液中の電気分解によって、型の表面にクロームを析出接着させ薄い層を作ります。
層の厚さは2050ミクロン程度ですが、層の厚さを均一のするのは難しいようです。
メッキの他にも金型表面に、窒化、蒸着などの方法で他の金属の薄い層を作る方法があります。