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シリコンゴムについて知っておきたいこと
2023/10/12 22:20
- シリコンゴムはスイッチの内部で使用されており、リフロー使用温度や耐湿性などの条件を満たしています。
- 導通不良などの不具合の要因としては、ガスの発生が考えられますが、その他の問題もあるかもしれません。
- また、シリコンゴムは厚さ0.2mmで使用されており、これらの条件を満たす他のゴムについても教えてください。
シリコンゴムについて
2002/09/25 18:27
シリコンゴムについておしえてください
使用条件
・リフロー使用温度ピーク270℃5秒 240℃20秒
・耐湿9095%、温度60℃ 240時間
スイッチの内部に使用しています。ガスの発生等の影響で導通不良などの不具合の要因があれば教えてください。ガス以外での問題となる要因があれば教えて下さい。また使用条件を満足するゴムがあれば教えて下さい。厚さは0.2mmで使用しています。
質問者が選んだベストアンサー
ガスの発生については、低分子量のジメチルポリシロキサンのことだと思いますが、朝日ラバーが日米特許をとってやっている洗浄方法が参考になるかもしれませんね。
http://www.asahi-rubber.co.jp/main.htm
(HPにはありませんがカタログにあるので問い合わせをされると良いでしょう。)
もちろん、主なシリコーンポリマーメーカー各社は、熱硬化性コンパウンドで低分子量域カット品を出していますし、一般にそれでアニール4時間のアニールを行えば十分と思いますが、それに更にアサカラーで用いる洗浄方法を使えば、恐らく十分以上でしょう。
低分子量域の分析はゴム砕片1KGを10ccの有機溶剤(恐らく濃縮するのでしょうか?)に溶かして・・・と信越化学に分析方法は教えてもらったのですが、実際には、
化学物質評価研究機構(旧化成品検査協会)
http://www.cerij.or.jp/gym_count/index_j2.shtml
に検査依頼されると良いでしょう。
先日、自分で汎用シリコーン(175度成型200度アニールの有無の追跡)で熱分析しに県の産業技術支援研究所(工業試験所)でやっていて、300度で500時間とかでしたが、残念ながらガスの分析はしませんでした。
全国の工業試験所については・・・
http://www.kanagawa-iri.go.jp/link/zenkoku.html
・・・のサイトにまとまってあります。
ガス以外に、高圧電源等の近くでは耐オゾン性等が要求されることがあります。
お話から考える限りでは、信越化学の汎用の低分子量カット品でも十分に思えます。
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お礼
2003/09/05 11:08
お礼遅くなりました。
有難うございます。
仕様条件に伴って実際に電気的に
問題があるか確認してみます。
参考にさせていただきます。