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面粗度についての疑問
2023/10/12 23:45
- 新JISの規格では面粗度はRaで表すと聞いたことがあるのですが、図面上の規格が▽1.6と記されている場合そのワークを測定したところRaは1.6以内、しかしRmaxが8.0あったとします。こういう場合は合格か不合格かどちらなのでしょう?
- 面粗度についての疑問について説明します。新JISの規格では面粗度はRaで表されますが、図面上の規格と面粗度計測結果が異なる場合、合格判定はどのようになるのでしょうか?具体的な例を挙げながらご説明いたします。
- 面粗度についての疑問にお答えします。新JISの規格では面粗度はRaで表され、図面上の記載は▽1.6のようになっています。しかし、面粗度計測結果にはRmaxも存在します。この場合、合格判定はどのように行うのか、分かりやすく説明します。
面粗度について
2002/06/21 01:24
新JISの規格では面粗度はRaで表すと聞いたことがあるのですが、たとえば図面で▽の上に数字(0.8,1.6など)が書いてあるタイプは面粗度計で測定したときRaだけの数字で合否の判定をして良いのでしょうか?
たとえば図面上の規格が▽1.6と記されている場合そのワークを測定したところRaは1.6以内、しかしRmaxが8.0あったとします。こういう場合は合格か不合格かどちらなのでしょう?
回答 (3件中 1~3件目)
JIS B0601とB0031(1994)が参考になります。
Raで指示している以上、この件では合格と言えます。
Ryで異常に大きくなった理由にうねりや傷が考えられますが、Raで指示した以上、設計者はそれを許容したことになります。
1994でRaを主流としたようですが、私個人としては、
Raは前述の問題を含んでいますので、使う時は慎重に(覚悟して)使用します。
傷を嫌う場合には、Ryでは厳しすぎるので、Rzを使用しています。
Raでよいのか、Rzを指定してもらうのか、設計者と
打ち合わせると良いと思います。
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表面粗さに関してJISで規格化されているとしても、実情は単位のない数字で表記されている場合が多いと思います。多くの設計者が表面粗さの定義を知らない場合が多いのではないでしょうか。未だに昔の1.6sとか3.2sという表記が大半を占めているのが現状ではないでしょうか。昔の考えでは最大面粗さ(Rmax)が面粗さという判断だったと思います。大きな会社では、この考え方を引き継いでRtで規格化している会社と、表面の性状を気にして、相乗平均粗さRaで規格化している会社に分かれると思います。両者の数値には場合によっては810倍程度差が出てしまいますので、合否の判断はやはり発注者に問い合わせるしかないと思います。
kohe さん おはようございます。
> ▽1.6と記されている
これだと 私は製作依頼元(社内だと図面書いた人)に 標記の1.6はRs,Raいずれなのか確認します。
数値のみ標記を 自分で判断しても 「後で違う」って 言われたらそれまでですよね
未だに▽の数のみで標記するところも ありますから「確認」あるのみです。