同時5軸加工用のCAM導入を検討中！選択肢と使い勝手を解説します

私は航空機業界の下請けとして仕事をしています。
ＣＡＤはＣＡＴＩＡ　Ｖ５ を使用しています。私もだいぶん悩みました。

本当に使えるかどうかということを・・・

色々考えた結果そうなりました。まずは検討項目として主に、
?ＣＡＤの費用にいくら出せるか？
?エンドミルの側面加工を使用するか？
?サポート体制は整っているか？
?その加工物の業界に詳しいか？
?ポストプロセッサは何にするか？
などです。

結果、当社の構成はＣＡＴＩＡ　Ｖ５でポストはＣＡＭ－ＰＯＳＴにしました。しかし、この構成はかなりＮＣ５軸に精通していなければ扱いが厳しいと思います。教育で何とかなりますけどね・・・

候補に上がったＣＡＭで使用条件などで大雑把に分けると、
エンドミルで加工するなら、ＣＡＴＩＡ　Ｖ５又はＭＡＳＴＥＲ－ＣＡＭ、
ボールエンドミルで加工する主に金型加工は、ハイパーミル又はＷＯＲＫ－ＮＣ等ですね。まだまだ他にはあると思いますが、当社のニーズだと選択肢はこんなところでした。

値段はピンきりですが、ＣＡＴＩＡとハイパーミルはハードとポスト込みで１０００万円と見ておいたほうが良いでしょう。あとのＣＡＭは５００万円以下の構成です。

ただし、加工品の納期が１週間とか１０日とかしか無く、自動プログラムを希望する場合はハイパーミルをお勧めします。
じっくりと工程計画を行い、細かいパスの生成を希望するのでしたらＣＡＴＩＡをお勧めします。
用途に応じ、判断してください。

あと、購入の時のポイントはあいだに商社を入れないほうが良いということです。値段が跳ね上がります＾＾；

お礼

2003/11/13 10:32

早速のご回答ありがとうございます！
CATIA V5のCAM機能だけで全て補えるのかどうかが
少し疑問に思いいろいろ探しますといろいろあるのでほんと迷っています。
予算も限りはありますし・・・。

HYPER MILLは自動化に優れているのですね。そうですか。検討させていただきます。
またCAM-POSTはどこが優れているのでしょうか？
エンドミルの側面（スワーフ）加工はもちろん使うのでそこらへんを考慮するとどうなのでしょう？

おっしゃる通り考えなければいけないことは多いと感じています。
ポストも自社で作成できるのですが、あまり癖のあるＣＬを出されるのも困りますし。。。

ちなみにV5のCAM機能は大抵の同時5軸パスは熟練すれば出せるものなのでしょうか？
V4の機能よりは劣るものなのでしょうか？
もしご存知でしたら教えてください。
よろしくお願いいたします。

質問者