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インサート品と樹脂の隙間の原理原則とは?
2023/10/13 05:19
- 金型の設計に携わっております。お客様からの質問『インサート成形後の断面観察を行うと、インサート部材と樹脂の間に隙間があるのはなぜ?』に対する回答はいつも、『科学的な結合がされないため』ですが、具体的な理由を知りたいです。
- インサート成形後にインサート部材と樹脂の間に隙間ができる原因について教えてください。金型の設計者として、お客様の疑問にスマートに答える方法を知りたいです。
- 金型の設計に関わる中で、お客様から『インサート成形後の断面観察を行うと、インサート部材と樹脂の間に隙間があるのはなぜ?』という質問をよく受けます。回答としては「科学的な結合がされないため」と逃げてしまっており、もっと具体的な理由を知りたいです。
インサート品と樹脂の隙間
2003/11/05 21:41
金型の設計に携わっております。
よく、お客様から『インサート成形後の断面観察を行うと、
インサート部材(主に銅材)と樹脂の間に隙間があるのはなぜ?』
という質問を受けます。
回答はいつも、『科学的な結合がされないので・・・。』といって逃げているのですが、
出来れば、これこれこういう理由で隙間が出来るんですよ。というようにスマートに
答えればと思っております。
どなたか原理原則を教えて頂けないでしょうか?
宜しく御願いします。
回答 (9件中 6~9件目)
前記したものは、インサート品と樹脂の熱収縮率
の差により成形後、ワークが常温になると樹脂が
インサート品に比べ収縮し、隙間ができるという
考えでした。
【以下余計なお世話ですが、失礼して】
どこまで、把握して質問しているのかわかるような
投稿をされた方が『欲しい情報』が早く得られる確率
が高くなると思います。
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K1さん、mwnさんの言われるとおりです。
金属インサート品を金型にセットする前に予備加熱をすることがあります。
これは、温度差をなくして樹脂の局部冷却による収縮を抑える,流動性(絡みつき)の向上が目的です。
補足
2003/11/06 09:01
ご回答頂きありがとうございます。
mwnさんの回答にも補足させて頂きましたが、
インサート品と金型の温度差は大きくても1℃程度で、
局部冷却を起こしている様には思われないんです。
仮にドーナツ形状の物を成形しようとした場合、
ドーナツの内側は金型に食らいきますよね?
そうなると、インサート品の回りにも隙間は出来ず
密着するような気がして・・・・。
インサート成形は良く分かりませんが、部品の温度が金型よりも低いので、成形時に樹脂が部品に接触すると冷却されて固まり流れが悪くなるのではないでしょうか?また、インサート部品は抜け防止などの為にローレット加工などがされていると余計に流れが悪くなるのではないでしょうか?
それで、谷間には上手く樹脂が回らずに隙間が出来る。
想像で申し訳ありません。
補足
2003/11/06 08:52
ご回答ありがとうございます。
確かに温度差やローレット加工などが弊害になる思われます。
しかしながら、今携わっているのはローレット加工無しの物で、小ロット生産の為、
手挿入している製品ですので成形サイクルが長く
金型温度と端子(インサート品)の温度差は無い状態の物なんです。
『熱収縮のため』という簡単な説明ではダメですか?
お礼
2003/11/06 08:45
貴重な時間を割いて回答頂きありがとうございます。
確かにそのように回答しても良いかとは思いますが、
大手のメーカーさんほど『もう少し詳しく説明してもらわないと困るよ!』といった感じで・・・。
はぁ困ったもんです。
お礼
2003/11/06 09:39
ありがとうございます。
K1さんが言われる通り、もう少し詳しく質問するよう心掛けます。
誠に申し訳ございませんでした。