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SUS304HとSUS304の違いとは?成分や機械的特性、用途を解説
2023/10/13 05:37
- SUS304HとSUS304は、材料における成分や機械的特性、用途などが異なります。SUS304H-WPBはJIS規格にはない材料であり、ネットでの情報も限られています。
- SUS304Hは、炭素量がSUS304よりも多く、高温での使用に適しています。また、加熱時における耐酸化性も優れています。
- 一方、SUS304は、一般的なステンレス鋼であり、耐食性に優れています。主な用途としては、食品加工、化学プラント、建築などがあります。
SUS304Hについて
2003/10/09 11:04
SUS304H-WPBという材料について調べている
のですが、JIS規格にも見当たらず、ネットで
検索しても どういう材料か全くわかりません
でした。
SUS304Hと SUS304の違い(成分、機械的特性、
用途など)を知りたいのですが、よろしくお願い
いたします。
質問者が選んだベストアンサー
WPBはばね用鋼線のことです。
SUS304Hと304の成分比較は、
品種 C Si Mn P S Ni Cr
-----------------------
304 <0.08 <1 <2 <0.045 <0.03 8-10.5 18-20
304H 0.04-0.1<0.75<2 <0.4 <0.03 8-11 18-20
-----------------------
固溶化熱処理条件はSUS304が加熱温度10101150℃急冷に対し、SUS304Hは985℃以上急冷となっています。
ばね用ステンレス鋼線はJIS G 4314に規定されており、SUS304-WPBが掲載されているので参考にして下さい。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
SUS304Hの成分表はJIS規格表からは探せませんで、ステンレス鋼便覧からとったものです。
炭素の量が幅広く記載されていたので、メーカーによって幅があることが予測されます。
新日鐵などからデータ表を取り寄せてみて下さい。
JIS G 4314には引っぱり強さしか規定されていないので、炭素を多めに入れて硬くしているようです。
お礼
2003/10/10 09:11
回答ありがとうございます。
JIS規格番号については、#3の回答で解決しました。
SUS304Hの成分を規定するJISは、何と配管用ステンレス鋼鋼管を規定するJISしか見当たりません。
JIS G 3459です。
成分の数値は#2さんのお答えと同じですが、間違っていたら申し訳ありません。
ご参考まで。
お礼
2003/10/10 09:09
回答ありがとうございます。
確かに JIS G 3459ですね。
ということは、私が調べている SUS304H-WPBは、
かなり特殊な材料ということになりますね。
SUS304-WPBは、バネ用ステンレス鋼線です。
連続伸線加工により JIS G 4315 規格に仕上げられたステンレス鋼硬質線(バネ用ステンレス鋼線)です。
SUS304のあとのHはフルハードのことです。堅さは軟質から1/4ハード 1/2ハード、3/4ハード,フルハードがあります。
銅材などでもH,1/2H等の記号を付けて圧延の量で硬さを調節します。
お礼
2003/10/09 13:01
回答ありがとうございます。
ばね用ステンレス鋼線の調質は、-WPAとか-WPB
だと思っていましたが、H-WPBというのもあるので
しょうか?
お礼
2003/10/09 12:56
回答ありがとうございます。
SUS304Hは SUS304とは成分も違うのですね。
ところで、SUS304Hの成分が どのJIS規格に
規定されているのか知りたいのですが、
もしご存知でしたらお願いします。