ファナック System P-Gの操作方法

>ＦＤは、２Ｄですか、それとも２ＤＤでしょうか。　ＦＤＤを探して見たいのです。

２ＨＤです。

PG PHででフォーマットすると、ファット領域（トラック０の両面）が片面単密(128Byte/セクタ)、データ領域が両面倍密(256Byte/セクタ)でフォーマットされます。(PC-9801のDiskBASICもこの様な感じだったなぁ)

PG、PHはDOSやWindowsとは異なり、FATにはデータの先頭と終了の位置情報しか持っていません(データは連続したセクタに順番に登録されている必要がある）のでファイルの上書きは出来ません。

このため一度削除してから保存する必要があります。（PHのハードディスクではできますがこのコマンドをFDに対して行うとFDの全てのファイルが消去され、先頭に書き込まれてしまいます。）

ファイルを削除するにはリクエスト画面から
　FDLI ドライブ番号
　　(FDLI 0:)
または　
　DKLI ドライブ番号
　　(DKLI 0:)
でファイル番号を確認後、

　SCRA ドライブ番号:ファイル番号
　　(SCRA 0:1)
または
　SCRA ドライブ番号@ファイル名
　　(SCRA 0@FILENAME)
です。

SCRA で消去するとファイル名情報の先頭の１文字目が削除コードが書き込まれます(この辺はDOSやWindowsと同様)。

これだと消去した部分は二度と使用されないため非常に効率が悪くなりますが、 COND （Windowsのデフラグの様なもの) が用意されています。

　COND ドライブ番号
　　(COND 0)

とすると、消去された部分が上から順に詰められていきます。

フロッピーはひょっとして5インチですか？
それだと２ＤＤです。
ＰＧ－ｍａｔｅだと３．５インチ２ＨＤです。

＞ＦＩＬＥの、上書き保存の方法が、解りません。

上書きはできなくて、ずっとファイル名を変えていたような気がします。
ファイル名ではなくて、ファイル番号で書き込むと上書きできるかもしれません。が、5インチのシステムではファイル番号での操作はできないかもしれません。

＞グラフ　＝　「ここがまだ判らない」

グラフィック＝S→倍率→ＮＬ　数値による拡大・縮小
グラフィック＝H or V →　移動値　→　ＮＬ画面寸法による平行移動
グラフィック＝X or Y or Z →　移動値　→ＮＬ図面寸法による平行移動
あと画面を９分割して左上が１・・・右下を９として
グラフィック＝19の一つか二つ →　０　→　ＮＬで拡大
グラフィック＝19の一つか二つ →　・　→　ＮＬで縮小です
グラフィック＝0　→　ＮＬで元の画面へ復帰
グラフィック＝・ →　ＮＬで同じ状態で再表示

ワイヤーカットはFAPT　CUTですね。詳細はわかりませんが、黄色くなった説明書をみつけました（最初から黄色だけど）。残念ながらCUTはなかったですが、TURN とMILLがありました。たぶん同じだと思うので書いておきましょう。

パートプログラムのFDへの出力は
初期画面からR2キーをおしてメニューを表示
F7キーをONにして６（パートプログラム出力）NL。
はじめての書き込みはINTで書き込みます。

パートプログラムのFDからの入力は
初期画面からR2キーをおしてメニューを表示
F2キーをONにして５(パートプログラム入力）NL。

NCデーターの出力は１０NL
NCデーターの入力は１１NL

だと思われます。

図形の表示はF4キーをONにして実行（R0キーでメニュー、01NL）のようです

こんにちは
使われているソフト、（最初に挿入したフロッピー）によって操作方法はちがってきます。
そのフロッピーのタイトル、あるいは画面が立ち上がったときに大きく表示される名前を教えてください、ソフトのタイトルはいっぱいありますから。
ＦＡＰＴ　ＴＲＡＣＥＲ　とか　ＦＡＰＴ　ＷＩＲＥ（？）とかいう名前です。
基本的な操作は同じだと思いますので、最初のメニュー画面に、ＳＡＶＥするときのＦキーとコマンドの番号が一覧表示されていると思います。英語ですが。
コマンドの書式は、コマンドラインの上に書式の例が表示されると思います。