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ネジバリの対策
2023/10/13 06:36
- ネジバリ(イトバリ)の対策方法をご紹介します。
- 鍛造ブランクの加工で発生するネジバリ(イトバリ)を取り除く方法を探しています。
- 現在の加工条件がネジバリ(イトバリ)の原因となっているのか確認したいです。
ネジバリの対策
2003/09/06 17:24
鍛造ブランク(SUS-304系)の加工で内径ネジM25*P0.5のネジ加工をしていますがネジの入口にヒゲバリ(イトバリ)が発生し、ボール盤にナイロンブラシを取り付けヒゲバリ駆除を行っておりますが、中にとりきれないものが有り全数顕微鏡検査を行っており工数が掛過ぎ非常に困っております。加工上がり状態で完全にバリ無しの状態に仕上る方法は無いものでしょうか?
現在の加工条件はねじ切りチップ サンドビックR166.0L-16MM01-050 回転数1200rpm パス7回
工程はネジ下径加工後 ネジ切りパス7回 ネジ下径をもう一度サライ、ネジ入口を奥から手前にテーパでサライ、再度ネジ切りパス2回です。加工条件が悪いのでしょうか?お願いします。
回答 (5件中 1~5件目)
SUSのねじ切りは経験ありませんがA6061,S45C,S10C,SCM420いずれでも効果のあったものを紹介します。
参考になれば・・・
入り口が45°面取りだと不完全ネジ部に75°の鋭角が出来、そこにバリが発生します。
面取りを30°以下にすれば90°以下の鋭角は無くなりバリを抑制する事ができます。
ネジ入り口の縦割り断面を描くとイメージできると思います。
バリを出さない基本は鋭角を作らない事です。
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仕上げに使っているナイロンブラシを別のブラシにしてみてはいかがでしょう?
バリ取りでしたら、ご相談にのれると思います。
ねじ切り偏心バイトとひげバリの相談は下記URLへご相談するといいですよ
ねじ切り時にねじ内径や入口面取り部に発生するバリはねじ切りバイトが切上げ状態である事が原因でねじの頂点部にバリが残る事を防ぐ事は出来ません。
そこで、ねじの内径と入口の面取り部に再どバイトを走らせてバリ部を掃い取るやり方が通常です。
ところが、此れでは掃ったバリが亦ねじ溝に倒れ込でしまい再度ねじ切りバイトでねじ溝のバリ掃いをしなければ為りません。
すると、此れでもねじ入口面取り部のバリは脱落せず糸状に残りバフや手加工で除去すると言う事になる訳です。
そこで、バリ取り加工時にワークを逆回転して切削してみて下さい。バリ部は切込状態と為りますので2次バリさえ出さなければ綺麗に除去できます。
このときのバイトの刃先は加工済みの内径と面取部には接触させず、又、面取部は45℃とし送りは合成加工で行います。
このようにして加工したバリは大変小さなものでねじ切りバイトで最掃いすればほとんど無くなります。
こんにちは
P0.5ですか?
ピッチが小さいので難しいですけど参考にしてください。
下穴径より5mmほど小さい径で向こう側10mmぐらいのところからG32P0.5で、そしてP0.5ですから12mmあたりのところで下穴径に上げ、切り上がりの径まで行って終わり。
ずっとネジサイクルG32です。
回数は6回程度かな?
ネジ山に合わせるのは回転数を変えての試行錯誤。
内径ボーリングバイトでやってます。
綺麗にするなら内径ミゾバイト。
以上、安易で簡単な方法でした。