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ワーク重なりの解決方法とは?
2023/10/13 09:17
- ワーク重なりを解消するためには、メッキ手法の変更やバレルバスケットの細工が必要です。
- メッキ手法の変更は困難ですが、バレルバスケットに細工をすることで解決の可能性があります。
- バレルバスケットに邪魔板を入れる方法は通電方法に問題がありますが、水平バレルや傾斜バレルを使用することで解決できるかもしれません。
ワーク重なりの解決方法は?
2003/06/26 23:30
ニッケルメッキにてワークサイズ40x30x2.5t程度を行いたい。硬球をダミーとするバレル式ニッケルメッキ使用しています。
ワークがメッキ中(前処理ですでに重なっている
のかも?)に重なり、メッキが均一にのらず
困っています。品質もさることながら、全く処理コストが合いません。
解決するためには、メッキ手法を変えるのが
良いか(現実には非常に困難と思われる)または、使用するバレルバスケットに細工をするのが良いのか全くわかりません。
バレルバスケットに細工をするにしても、中に邪魔板をいれると通電方法に問題があり、なんとか通常の水平バレルまてゃ傾斜バレルで解決できないものでしょうか?
回答 (3件中 1~3件目)
作業してみないと実際の所どの程度の仕上がりになるかわかりませんが、電気メッキでは厳しいかと思います。
無電解Niではどうでしょうか?
振動バレルや超音波等使用して最も良好な方法を選択してみられればと思います。
また、バレル機の回転運動を中心ではなく、回転軸に変化を与え不規則な回転運動にすれば、変化に富んだ回転が得られ有効ではないかと推測します。
また申し上げられますことは、不良を0にする事を考えるのは難しく、不良率をどの程度下げることが出来るかを考えられた方がよいかと思います。
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お気持ちはわかりますが、仕事は合理的にやらないと
不良はでるし、品質保証も危ないのです。
今の品質要求は厳しいので、お客の品質レベルに合わ
せるとなると、検査コストがあがります。
最初の答えのように、ワークに重ならない工夫を双方
で協力できないものでしょうか.
たたけば開けるかも知れません。
これ以上抽象的なやり取りをしても問題は解決しません。
薄板のバレルめっきは困難です。前処理から重なりが
出るし(密着不良の原因となる)めっき中でもかさな
り外観不良・厚みばらつきが起きることは常識です。
避けるにはひっかけめっきしかありません。
バスケットにも工夫しても、効果は薄いでしょう。
解決方法は、ワークにポツをつけて重ならないように
することです。
重ならない形状に変えることが、コストは」下がるし
品質は安定するし、最大の解決方法です。
こんなこといくらいっても、お客さんは聞いてくれな
いでしょう。
でも、欧米ではそういう議論が通じるようです。
下請けではなく対等なのですね。
発注者の横暴には泣かされることがおおいのですよ。
補足
2003/06/27 22:06
回答のお礼を申し上げます。
薄板のバレルメッキは困難なのはわかるのですが、そこを何とかするのが技術だと思います。
大量生産に適したバレルメッキを何とか工夫してできないものかと思いますが。。。
ひっかけめっきにすると、生産性は下がるし、
電極の跡が残るのをお客様が嫌がります。
何とかならないものでしょうか?