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仕上げのアプローチ痕を無くしたい
2023/10/13 11:17
- 仕上げのアプローチについてアドバイスをください
- 使用工具はφ6以下を使い、加工物は銅電極で3D形状の小物がメインです
- ヘリカルアプローチを使用しているが、アプローチの痕が残ってしまって困っています
仕上げのアプローチ痕を無くしたい。
2003/04/11 06:07
仕上げのアプローチついてアドバイス下さい。
いろいろと設定を変えてやってはいるのですが、なかなかいい設定が見つかりません。
加工物は銅電極で、3D形状の小物がメインです。
仕上げ前の残し代を0.10.05
使用工具はφ6以下を使っています。
CAMの都合上ヘリカルアプローチを使用しておりますが、アプローチの痕が残ってしまって困っております。どうぞ、宜しくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
拝啓、goemonと申すCAM屋です。
銅は柔らかいですが、難削材です。小径工具だと折れる事もあります。ヘリカルアプローチで鉄は食い込まないですか。いろいろ考えられるのですが、
1.マシンのバックラシュ
2.サーボモーターの故障
3.切削油を油にする。
4.工具のしなり(これが一番クサイです)
出来るだけ突きだし量を短くする
超硬の工具を使う(スクイ角の少ないもの)
私のCAMで円弧アプローチですが突きだし量
1520では食い込みは発生してません。
それ以上必要の場合は5RBで仕上げ3RBで
部分仕上げをします。勿論切削油は油です。
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ずいぶん時間がたち、どなたも回答されないので、すでに良い解を見つけられたかも知れませんが・・・
工作機械の制御という観点から、アドバイスします。
工作機械の各軸の動きは、単純な一軸のメカニカルステージの制御に行き着きます。問題は、この直線運動の制御にあります。
特に、一方向の動きを反転させたとき、機構のもっているガタや駆動系の捩れ剛性によってサーボ不感帯が発生します。
二軸(二次元)にて円運動をしたときに、垂直及び水平軸に交差したところを変極点といい、ここで制御系の誤差が最も大きくなります。
この変極点をアプローチに含んでいると、アンダーカットが生じて、痕が最後まで残ります。
このようなことから、アプローチカットに変極点を含まないようにすることが大切です。
CAMの場合はそうしたことを考慮せずに幾何学的にツールパスを発生するので、こうしたことがおこりやすいと考えられます。