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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:メッキ上の錆)

メッキ表面に赤色が広がる原因は?

2023/10/13 13:27

このQ&Aのポイント
  • SPC材に銅下ニッケルメッキを行なっていますが、赤錆が発生しました。直ぐ出荷し1ヶ月も経っていない状況で、メッキ表面に赤色が広がっています。
  • 製品組み込み時には外気を遮断せず、油っ気のある環境に置かれます。これが赤錆の原因と考えられます。
  • メッキが取れる箇所ではなく、メッキ表面全体に赤色が広がっているため、銅下ニッケルメッキの品質や処理方法に問題がある可能性も考えられます。
※ 以下は、質問の原文です

メッキ上の錆

2004/12/24 09:46

SPC材に銅下ニッケルメッキを行なってます。
その部品は製品組み込み時は、
油中では無いですが、油っ気なところに置かれます。
完全に外気を遮断して防湿などはしてはおりません。
今回、輸送中に赤錆が発生しました。
試験後に直ぐ出荷し1ヶ月も経ってません。
端面やネジ加工部などのメッキが取れてしまう箇所ではなく、メッキ表面に赤色がパーッと広がった状態です。
この原因は何が考えられるでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2004/12/24 15:15
回答No.4

めっきにはバリアー型皮膜と犠牲型皮膜があります。錆(腐食)化学電位的なもので発生します。
物資には電位があり、電位の差によって錆びやすい、錆びにくいの性質が決まってきます。
鉄上のニッケルは電位的にみても、鉄のほうが先に錆びます。これがバリアー型皮膜です。
一方、亜鉛などは鉄より先に溶けます。これが犠牲型皮膜です。素材の錆を防ぐのなら、バリアー皮膜より犠牲皮膜の方が有利です。今回のように真空で使用する部品なら亜鉛などは使用できないと思います。
ニッケルで防錆性を上げるのなら、膜厚を上げる(ピンホールが少なくなる)。
腐食電位の違うニッケルを2重で処理するといった方法があります。
錆に強いといっためっきは断言できません。しかし、同じ種類のめっきでも、錆びにくい加工方法をとるべきだと思います。

補足

2004/12/27 12:03

そうなのです。
亜鉛は使えないのです。

無電解ニッケルメッキ(カニゼン)を使用しているものもあるのですが、
費用面で全部に適用出来ないのです。

質問者

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その他の回答 (4件中 1~4件目)

2004/12/24 11:18
回答No.3

物を見てみないと正確な事は言えませんが、
赤色ということは、錆の元は下地のCuでしょう。
このCuがNiの上に拡散・酸化しているとすれば、
1.Cu下地Niめっき工程の間に、間が空いてしまいCuの酸化膜が形成,結果的にNiの付きまわりが悪くなった。
2.何らかの原因でNiめっきのピンホールが多発,若しくは極薄で下地Cuの酸化が発生した。
だと思います。
一度Niめっき厚の確認やフェロキシル試験をして確認してみた方がよいのではないでしょうか?

補足

2004/12/27 12:07

部品の使用場所が真空中で油まみれなので、
メッキの耐久性というのは、
あまり考慮していませんでした。

現品を戻す事にしたので(海外なのです)、
確認をしてみます。

質問者
2004/12/24 11:00
回答No.2

防湿をしていなかったのが原因ではないでしょうか?鉄上のニッケルは空気中の水分でも、保管条件により錆が発生することは多々あります。
朝、昼などの温度差や湿度などが要因で表面に結露することはないですか?結露までは行かなくても錆びますが。
対策としては防湿剤、真空梱包等が良いと思います。

補足

2004/12/24 11:06

私の認識不足だったのでしょうか。。。。
メッキは防錆の為にしているのですが、
Niメッキは条件により錆び発生するのですか。

錆に強いメッキと言うのは一般的にどんなのが良いのでしょう。

この部品は真空中に置かれ200度程度に熱せられますが、駆動・回転などはせずに静止しております。

質問者
2004/12/24 10:24
回答No.1

酸(酸性)雰囲気環境におくと赤色錆が発生する可能性は大です

補足

2004/12/24 10:30

早速の回答ありがとうございます。

製品内部は酸性雰囲気ではありません。
試験時に真空中で200度近くに熱せられるので、
内部には水分も残りません。

又、書き忘れてしまいましたが、
真空中に使う部品なので、
一般の防錆ケミカル類は一切使用出来ないのです。

質問者

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