このQ&Aは役に立ちましたか?
NVR検査とは?詳細が知りたい
2023/10/13 13:33
- NVR検査は電子部品の包材開発において重要な検査項目です。
- この検査は付着物や異物を調べるために行われます。
- 具体的な測定方法については詳細が分かりませんが、知っている方がいらっしゃれば教えてください。
NVR検査とはなんでしょう?
2004/12/18 10:34
電子部品の包材を開発しているのですが、
客先の検査項目にNVR検査というのがあるようです。
付着物かなにかを調べる用なのですが、詳細が分かりません。
ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
測定方法がおわかりの方がいらっしゃったら教えてください。
回答 (4件中 1~4件目)
Non-Volatile Residue(不揮発性残渣)の略ではないでしょうか?HDDや半導体の検査でよく見ます。このあたりで検索されてはいかがかと思います。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
恥ずかしい話ですが、これから先は、実はあまり詳しくないので、小学生レベルのイメージだけの話しになります。識者の方のフォローよろしくお願いします。
(「関係者」→「素人」に格下げしました。)
・検査装置:蛍光X線
・製品組成:主成分99%銅+添加元素1%銀
・表面付着物とその量:鉄が1mg/cm
とします。
蛍光X線にかけると、銅、銀、鉄の量に比例した反射(?)が帰ってきます。
この反射から鉄の量を推定するには、量-反射強度の「検量線」が必要です。
鉄1mg/cm程度を測定したいならば、たとえば
0.1mg/cm、0.5mg/cm、1mg/cm、2mg/cm・・・という、「鉄の付着量がわかっている試料」をあらかじめ蛍光X線で測定しておき、付着量-反射強度のグラフを作ります。それを「検量線」と呼ぶようです。
難しいのが「鉄の付着量がわかっている試料」の入手、もしくは試料の作成です。
量を確定したいのならばこの検量線が必要ですが、付着量限界品があれば、その試料でX線反射量を測定しておき、試験品の反射強度がそれ以上か以下かで、不良判別することは可能と思われます。
蛍光X線以外のX線検査装置も同様と思われます。
とあるX線装置には「基準片」なるものがあり、たとえば鉄100%の試料のX線強度を基準に、測定試料のX線強度から鉄%を推定するものがありましたが、その精度は50%の誤差があるとの事でした。
と書きましたが、中途半端な話で滝汗ものです。失礼しました。
お近くの工業試験場などにそれらの装置があると思いますので、ご相談されることをおすすめします。
お礼
2004/12/21 10:18
いろいろありがとうございました。
とても助かりました。
近くの工業試験所に問い合わせてみます。
当社は非鉄金属メーカーですので、
・主原料成分量、添加元素成分量をしらべて100%からそれらを引き算してNVRを算出する。
・NVR量が比較的多いときは直接、NVR元素分の量をしらべる
・これらはICP分析装置やX線分析装置(EDX、WDX、蛍光X線など)で調べています。各測定法は他サイトで検索してみてください。たくさん解説があります。
ご質問では「付着物」とありますので、X線分析装置での測定になるかと思います。
補足
2004/12/20 15:26
たびたびの回答ありがとうございます。
私の入手しております検査結果の例では、単位がmg/cm2になっているのですが、X線解析等でこのような単位の測定ができるのでしょうか?
お手数ですがお教え下さい。
非鉄金属屋です。
主元素、添加元素以外の不可避不純物をNVRと称してミルシート(材料証明書)に記載しています。
googleで略称NVRをしらべて見ましたがでてきませんでしたねぇ。ご存じの方、補足お願いします。
お礼
2004/12/20 11:16
早速の回答ありがとうございます。
測定方法が分かればうれしいのですが・・・
おわかりであればまた教えてください。
お礼
2004/12/22 13:02
ありがとうございます。それでしたら調べやすいです。略号の意味が分からなくて調べられませんでした。
早速調べてみます。